2年ほど前に、高校、大学の同窓の団長(隊長ではありません)と、お互いのお気に入りの書籍を数十冊ほど交換したのですが、その中に、冒険家の植村直己「エベレストを越えて」と言う1冊がありました。


僕は紀行・エッセイ本の類があまり好きではありません。


この本を手にとって、


「アイツ、何でこんな青少年が読むような本を持ってきたんやろ?」


と怪訝(けげん)に思い、他の本たちは内容も面白く交換してすぐに読み終えたのですが、この本だけは最近まで放置していました。


しかし、何が取っ掛かりかは忘れましたが、この植村直己本を読んでみて・・・、今年読んだ本のベスト3に入るほどの衝撃を食らうと共に友人のチョイスに感心しました


人は自分のために生き、自分のためだけに祈ればいいと思いますし、他人との係わり合いを極力排除して人生を送るのも1つの選択だと思います。


でも、周囲に人が絶えない、そして、その周りの同僚・仲間たちに助力を惜しまれないような、そんな人生を歩みたいと思うのなら、植村直己の人柄、言動に触れてみるのは決してムダではないと思います。


僕は他の植村直己関係の本も数冊読んだのですが、どれも、単なる冒険譚に止まらない人生の示唆に富んだ良書でしたし、シンクタンクを辞めた人が書いた下らない(言い過ぎました☆)ビジネス書や啓発本の類を読むくらいなら、彼の本を読んだ方がビジネス・フィールドにおいても即効性があるのでは?と思うくらいです。


特に若い人には、他人を魅了して止まなかった不世出の冒険家 植村直己の思想、行動哲学から何かを盗めたら、後の人生で素晴らしい武器となる気がします

僕は実学としておススメします☆

植村直己、挑戦を語る
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他にも、植村直己のお兄さんが、肉親から見た植村は「困った弟」に過ぎず、マッキンリーでの遭難の一報を受けたとき、最初に救助に掛かる費用の事が頭をよぎった、と肉親ならではの、ある意味生々しい記述や一部の冒険を「ロケ冒険」と揶揄(やゆ)されていたりする本があり、総じて植村直己の波乱の一生を感じました。