今回は、お世話になっている病院について書いてみます。まず、この病院にお世話になった理由は、今年の1月の3連休に胆石による胆管炎を発病(もちろん診断はこの病院で)したとき、かかりつけ医による紹介だった。かかりつけ医に診察されたときすでに血液検査での炎症反応数値が高かったため緊急に紹介されたという感じで、すぐその日に緊急入院、ERCPによる胆石処置となった。

 

この病院は、大学病院ではなく都心にある一般の大病院でほぼすべての診療科がそろっている。100年以上の歴史のある病院なのだが、建物は10年前にすべて建て替えられているのでとてもきれい。外来棟は7階、入院棟は19階で都心でもあるので入院病棟からの夜景はすごくきれい・・・16階、12階、10階と入院して最後4回目が一般病棟で一番高い18階・・・やはり高層の方が景色は良い。残念だったのは、その夜景は窓ガラスの反射で上手く写真にとれなかったことだった。ちなみに19階は個室病棟、一泊35000円から80000円までの個室、特別室・・・おそらく有名人か財界人などが入院しているのだろう。

 

私がお世話になった診療科は、神経内科、消化器内科、糖尿病代謝内科、消化器外科、呼吸器外科と5部門にわたっている。とくに当初の胸腺摘出か胆嚢摘出のどちらを優先させるかは、かなり各部門で議論になったようだった。

 

先生方は、みなさん基本的に優しく丁寧な説明をされる。ただやはり内科医と外科医ではその職種の違いでタイプが異なるようだ。特に外科医の技術はすばらしく(もちろん他病院と比較しての話ではなく、私個人の主観でしかないが)4月中に開胸で胸腺腫摘出、6月末に腹腔鏡で胆嚢摘出と大きな手術を2回もしているのだが、もう8月にはMGの不安は少しあるものの完全に社会復帰している。

 

今後は、基本的にMG対応の神経内科中心の外来になっていくのだが、このような病院でお世話になれたことは、幸運だったと言えるのではないだろうか・・・


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