Queenを空耳英語

 

今回、初投稿させていただきます。ブログを書くことも人生初めてでドキドキしています!

このブログでは「外国語の面白さ」を伝えていきたいと思います!拙い部分も多々ありますが、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら幸いです。

 

さて、The Gai Go Times Vol. 1はかの有名なQueenの名曲の1つである"Don't stop me now"を空耳で楽しんでいきましょう!

 

今回紹介する空耳の部分は冒頭のゆっくり歌っている所から素早くノリノリに切り替わる所です。具体的に言うと...

 

Cause I'm having a good time

(だって楽しいんだもん)

 

Having a good time

(今、楽しいんだよ)

 

I'm a shooting star leaping through the sky

(俺は空を横切る流れ星なのさ)

 

この3文なのですが、私がとある日"Don't stop me now"の歌詞をYouTubeの自動字幕を見ていたら次のような歌詞が流れてきたんです!!!

「母さんハブ殴った、ハブ殴った、スープ吸ったのいつですか?」

 

私は一瞬「はっ?」と思いましたが、よくよく考えると「実に面白い!」と思いました。

 

 

<Cause I'm having a good time>

分かりやすくカタカナにすると「カーズ アイム ハビング ア グッド タイム」

ここでは英語ならではの2つの現象が起きています。

①Reduction(リダクション) ⇒ 語末の音が欠落すること

②Linking(リンキング)    ⇒ 語末の音と次の語頭の音がくっつくこと

具体的には「カーズ ア ハビ ア グッ タイとなります。*文字…リダクション 文 字…リンキング(分かりにくくてすみません...)

 

これをもっときれいにすると

カーザィ ハビ グッ タィ」

そして本来causeのse部分は/z/の発音ですが、語末の/z/は「無声化」という現象を起こして、/s/の発音になることがあります。つまり...

カーサィ ハビ グッ タィ」

こうすると「カアサン ハブナ グッタ(母さんハブ殴った)」に近くなりますよね!2つ目のHaving a good timeも同じように考えると空耳通りですね( ´∀` )

 

I'm a shooting star leaping through the sky>

まず最初のI'm a の箇所は速く言われていて微かにしか聞こえませんね。

さて、次に面白いのがshootingを「スープ」と聞き間違える空耳ですよね!

これは「破裂音」が原因だと私は考えました。

 

みなさん、pen(ペン)を英語っぽく発音してみてください。そうすると/p/を発音した時、強く唇を使って破裂するように発音しませんでしたか?

/p/や/t/などの強くはじく感じで発音する音を「破裂音」と呼びます。

 

つまり、今回はshootingの/t/を同じ破裂音の/p/と聞き違えたと私は考えました!

そうすると、

「シューピング スター リィピング スルー ザ スカイ」となります。

 

さあ、ここでもう少し深く考えたいのは/th/の音です。/th/は日本人が発音しにくい、聞き取りにくい音の一つです。そして、よく起こる聞き間違いはスペルにもあるように/t/の音なんです!

つまり...

「シューピング スター リィピング ルー  スカィ」

分かりやすくすると

「シューピ スター リィ ツルー ダ スカィ」

こうすると「スープ スッタ(ノ) イ ツ デ スカ(スープ吸ったのいつですか?)」と似てませんか?

 

もちろん、全てを説明できるほど私も知識を持ち合わせてませんが、こう考えると空耳英語って面白くないですか??? 

 

ぜひ、みなさんも"Don't stop me now"聞いてみてください!