北海道の富士
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知事公館の北には三岸好太郎美術館がある。

その水は邸の西の方に流れ、そこから邸の西端を北流し、北五条西十六丁目の辺で、附近で一番大きな池になっていた。

植物園の北、北五条通をつき抜けて鉄道線路を越え、前述の市立病院の裏のあたりでその本流に東から合流しているのがチェプンペト「Cepチェプ」とアイヌが呼んだ川であろうと推定している。

植物園の西から抜け出した川があったが、北7条西13丁目付近でコトニ本流に合流しているのが、シンノシケコトニ「S、シ」であろうとする。

札幌で天気がよければ、札沼線をもやめて藻岩山展望台に変更するかもしれない。

移動が主体になっているが、宗谷本線で鈍行を利用すること、旭川~札幌間の特急に新型特急を選んだことなどのちょっとしたポイントも盛り込んだ。

札沼線の新駅開業区間を往復することも目的のひとつだが、今日の一番のメインは夜行特急「おおそら13号」だ。

この列車は以前のブルートレイン夜行急行「まりも」であり、ディーゼル特急に変わって、どんな雰囲気になったかを、自分で乗って確かめてみたい。
実は北海道旅行をクルマなどではなく馬でひとまわりするのが夢である。

ずっと若い頃、NHKの番組で「馬で襟裳岬ひとめぐり」というのを見た時、その片鱗を味わった。

テレビだから半島ひとめぐり、といいながら三分の二は馬運車に馬をのせて「なかぬけ」させてしまう。

ときどき襟裳岬にむかう道を馬に乗って走っていく。

街道を馬で走ると、すれ違うトラックなど馬に乗っているほうは怖い。

でも馬は敏感で頭がいいので、むこうからじわじわ接近してくるモノや音については馬のほうがそれなりに用心してくれて安全なのだ。

むしろ、道ばたに落ちていて反射して光るガラスのカケラなどを急に見るとびっくりして横に飛びのいたりして、そこにトラックがやってきたりするとそのほうがはるかにあぶない。

馬の旅はやはリモンゴルやパタゴニアがいい。

生ビールを飲みながら互いに好きな馬の話を若い娘としているなんて思いもよらない展開であった。
食ったら財産が減っていくだけだからな。

北海道住民らは動物の乳を飲み・それでチーズをつくり、酒まで作る。

羊をときどき食べるけれど、それは特別なときだ。

まつりごととか遠来からの客がきたときのもてなしとか」「それも焼かないんですか?」ナイフで切って心臓まで手をいれて指で心臓に入る大動脈を切る。

そうすると血は外にでないで羊の腹腔に溜まる。

あとでそれを空にした腸にいれて血詰めの腸にする。

そのほか肉はもちろん、内臓までも全部食う。

大きなズンドー鍋のようなものに一匹の羊を全部いれて塩味つけて二時間ぐらい蒸す。

シュースといってそれが代表的なモンゴルの羊料理なんだ」「なんで蒸す料理しかしないんですか?」「肉を焼いたら脂が火におちてしまうじゃないか。

モンゴル人は羊の血も脳も脂も全部あますところなく屠った羊から感謝しつついただく、という考えなんだな。


いろんなツテを辿って北海道旅行のなんらかの知り合いのリストを作ってきた。

かなり幅ひろく広大な地域にまたがっているのでルート選定が大事になることがわかった。

ルートが決まったら釣れる魚の研究が宿題となった。

使うクルマのリストアップ。

結局おれのピックアップトラックと自分のそれまで乗っていた場違いなアルファロメオを売って中古のグランドチェロキーを買うことになった。

荷物用にルーフキャリーをつける。