以前から言っている。

「ラーメンを一杯作る!」

これねぇ。

料理の中で、

一番難しいタイプの話しなんだよ。


だってさ。

「誰が来ても同じ品質のスープと、誰が来ても食べられる量の麺と、誰が来ても食べられる具材のトッピング」

これを例えば、

「天下一品」

とかは、

「ドロドロしたスープ」

とかで作る訳でしょ?


料理した事がある人なら、

間違いなく理解出来る筈。


え?

水はサラサラしてるのが、

普通なのに、

「ドロドロしたスープのラーメン」

って一体何なんです?


が基本な筈だよ。


で、多分逆に他の人には理解出来ない事として、

「母ちゃんはもともと田舎育ちなので、色んな美味しい料理の作り方が出来すぎる!」

から父親の無茶苦茶な要求に、

「無理に決まってるだろ!ボケ!」

と俺がキレる水準の事を言うのだが、

父親としては逆である。


「道案内のナビすら無い時代に、誰に逢いどうやって巨大バスを動かして、全国津々浦々人を運んだのか?

そこにどれだけの人が宿泊出来る、

凄い旅館があるのか?


これは、本当に全然俺は知らないんだよ。


だって、この間の友達の悪い癖と同じだ。

「俺は行くと決めたら、何か事故などのトラブルが起きない限り基本的行くけど、まず第一に行く事自体が面倒くさいだけ!

だからこそ、別に行きたい場所に行くのに、こうじゃなきゃ行けないは無いけれど、逆説的に言うなら、せめて靴履いて手ぶらでブラブラ歩いて行ける水準じゃないなら、危ないから何処にも行くべきじゃない!」

という話しの典型例が、

「本当に面倒くさいなぁ!とわざわざ自宅で避難訓練を行った時に、何故か俺が家出しました!というだけで大捜索状態になり、

しかも松乃家の前で飯も喰えずに死にかけてる変な人の対応とか、

他の人は普通しないでしょ?

というのを助けてあげたりしてた」

という話しなのよね。


でまぁ、ほら。

逆に言うなら

「何故かただの水で消臭効果を得ようとしてた」

からこそ、

「君は早く自宅に帰らないと死ぬよ?」

とわざわざ警告したけれど、

それを守るかどうかは、

その人次第だね。


で、冒頭の話しだ。

「何故、味噌の金子が一番好きなのか?」

というと、

「味噌は大豆の加工品としては、日本が古くから大切にしてる、味噌蔵が第一に有って、味噌が起点で醤油に加工される」

からこそ、

「別に、塩ラーメンも醤油ラーメンも味噌ラーメンも嫌いじゃ無いけど、味噌ラーメン程日本的なラーメンも珍しい」

からこそ、

「味噌ラーメンが美味しい店は、大体美味しい店が多い」

のだけれど、

「味噌の金子に行くと、子供にとってまず第一に夢のお菓子。

綿あめ」

が自分自身の力でいくらでも作れるよ♪


っていうね。

「別にそれは必ずやらないといけない事じゃないし、多くのラーメン店はそんなの置くスペースが無いけれど、味噌の金子は必ず店舗を作る時に、綿あめ機械だけは必ず置いてあるのを俺は目撃する」

んだよね。


だからね。と。


「綿あめ=砂糖が材料=滅茶苦茶大量に作れる」

からこそ、

子供はまず第一に原価なんてどうでも良いので、

「綿あめ!沢山食べてみたい♪」

が基本な筈だからこそ、

「わざわざ平塚の丘の上から厚木まで、

毎回俺が食べに行こう♪」

としてたから、

「そこまで好きなら店舗作りますよ!」

と言わんばかりに平塚に引っ越して来たので、

良し!食いに行くぞ!

ってやってたのよね。


だから、

何事においてもそうよ。


やると決めたらやる。

行くと決めたら行く。

成し遂げると決めたら成し遂げる。


それをやり遂げる覚悟が無いなら、

何一つとして

「夢を実現する為に生きる」

事は出来ないと思うね。