WPW症候群という、

「心臓を動かす神経が枝分かれして、2倍速で脈打つ感覚になる病気」

だからかも知れないけど、

もともと

「時計」

ってものが好きでさ。

小学生の頃の自由研究で、

「各家庭の時計の数」

「方言辞典」

とかを調べて資料作った思い出があるんだけどさ。


昔はまず第一に、

「電波時計で正確に24時間を知る」

事自体が難しくてさ。

だって通信そのものが、モールス信号から黒電話のダイヤル番号グルグルに変わって友達の家と連絡出来て便利だな!

とかが俺の子供の頃の話しよ。


そもそも電波時計なんて無かった。


それが、学問と研究が進んで、

「クリスタル(クォーツ)の固有振動数を使えば、限りなく精密に時間を計測・計算できる」

というのを発見した人がいて、

「24時間365日を皆と正確に共有出来るよ!」

ってのを日本ではJSTって国の公共機関が、

電波を発信してくれるようになって、

時計の電波時計の電波は、

JSTのお陰で飛んできてるのよ。  


で、

「昔はそもそも通信が発展してないから、正確に時を知る術がない」

のが基本だったから、

「時間厳守」

と言ったとしても、

「その時間自体が、だいたいこんくらい」

という穏やかなものだったのよね。


で、文明が発展したから、

正確に時を知れたけど、

「そうなった途端に、

誰もが効率化の奴隷みたいに、

時間に寸分違わずに動け」

と言い出す様になった。


で、誰もが勉強してる筈だけど、

「365日、24時間」

という概念は

「天地明察の天文学者」

「冒険家コロンブス」

などが散々苦労して、

「ここは地球という球体の星である」

という事や

「地球の自転速度や公転速度から、暦というものを作った」

歴史がある訳だけど、

最近の研究では

「地球の自転が速まっている。

負のうるう秒が必要になるかもしれない」

と言われてるのは、

どの程度の人が知ってるのかな?


で、

「人の人生の時間」

だけどさ。

俺は一歩間違えば、

「産まれてから死ぬまで、

病院で全てが完結する人生」

だったかも知れない訳だ。


そう考えた時に、

「命の時間」

ってなんだと思う?

って言われたら、

「健康」

だと思うんだよね。


で健常者ほど、

誰も彼もが、

「社会的な時間である電波時計」

というのに支配されすぎて、

「頭も心も機械的なシステムになっちゃってないですか?」

と俺は思うから、

「電波時計などの文明」

はとても便利だけど、

「ゆったりまったりのんびり、

だいたい時計や機械式時計のチクタクロマン」

くらいでいても良いんじゃない?


と思うけどね。


天文台も暦司処もそうだけど、

「時」

って字を見た時に、

「日」と「寺」 

でしょ?


で、時を知る方法は、

昔は時計すら無いから、

「棒をまず立てて、

お日様が動く時の、

影の位置で時を知った」 

のが最初期の話しで、

「そもそも

何時何分何秒」

なんて目盛りがある訳じゃないのよね。

それを数学者とかが、

「こんくらいの数値が、

皆が使うのに便利じゃね?」

とか目盛りを決めただけで。


で、目盛りは計算の考え方で、

とても大切なものではあるけど、

「数で全てを表すなら、

それは計算機(コンピュータ)

の世界の話しで、

貴方の人生の時計は、

貴方の心臓の鼓動、

貴方の呼吸の数、

そういうものによって決まるのだから、

ストレスは興奮を呼ぶので、

運動の状態と同じで、

興奮すれば鼓動も呼吸も速くなるのが生物なのだから、

リラックスして穏やかに時を想うのも、

必要なんじゃないですか?」

と僕は思いますがね。


まぁでも、

「人それぞれ価値観は違う」

からこそ、

「僕の考えを押し付けるモノでもない」

のもあるけれど。





 

 



 

 



 

 


俺はルパン三世は、

「トワイライトジェミニの秘密」

が一番好き。