生姜が自己免疫疾患の炎症を緩和「アレルギー、アトピー、リウマチは自己免疫関連疾患」 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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私はよく料理に生姜を使います。

スープや炒めもの、漬物など、1日ヒトかけは使います。

特に新生姜が大好き。

必ずストックしています。

 

 

 

それも私自身の体調が生姜によって救われたことがあるからです。

 

 

 

年子を2年連続出産した20代後半。

睡眠不足と栄養不良で体重が45キロまで減少。

顔色も悪く、毎日フラフラ状態で生きていました。

 

 

 

そんな時に義理母が生姜料理をたくさん作ってくれたのです。

鳥と生姜炒め

烏骨鶏と生姜のスープ

生姜紅茶

 

 

 

それを食べていたら母乳もよく出るようになり、

冷えも解消し、

体重減少が治りました。

 

 

 

生姜ってすげ〜。

 

 

 

それからは本当によく使います。

ニンニクと違い臭いも気になりませんし。

味もとても美味しいですから。

 

 

 

根っこ系食材は漢方薬によく使われます。

あれは古代からの先人の知恵。

科学的に根拠が解明されていなくても結果で分かっていたから、

こんなに長く世界的に使われているのだと思います。

 

 

 

先日、メディカルトレビューで

ショウガは自己免疫性疾患の炎症を緩和する

という記事が発表されていました。

やっぱりね。

 

 

 

ということで本日のテーマはショウガ。

寒くなってきた季節に、温活食材です!

 

 

 

生姜が自己免疫疾患の炎症を緩和「アレルギー、アトピー、リウマチは自己免疫関連疾患」

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  自己免疫性疾患とは?

 

 

細菌やウイルスなど外から入ってきた「外的=非自己」に対して、

攻撃し体を守るシステムを「免疫」と呼びます。

免疫は外部からの有害物質から自己を守る防御機構です。

 

 

しかし、この免疫応答が崩れると非自己ではなく自己を攻撃してしまうことがあります。

これをアレルギー反応と呼びます。

免疫が細胞や組織を攻撃し、病気を発症させるものを「自己免疫性疾患」と総称しています。

 

 

自己免疫性疾患には、全身に影響を及ぼす「全身生自己免疫疾患」と、

特定の臓器だけに影響を与える「臓器特異的疾患」

の2種類があります。


 

 

 

 

  生姜が自己免疫疾患の炎症を緩和する可能性

 

 

こちらはメディカルとレビューからの抜粋です。

難しいけど読んでみてください。

 

 

ショウガは、自己免疫疾患に関連する体内の炎症のコントロールに役立つかもしれない。自己免疫疾患のマウスや健康なヒトを対象とした研究の結果、ショウガ成分は、白血球の一種である好中球の機能に影響を与えることが判明したという。米コロラド大学医学部准教授のKristen Demoruelle氏らの報告で、詳細は「JCI Insight」に9月22日掲載された。

 この研究では、免疫を司る白血球の一種である好中球が活性化したときに生じる、好中球細胞外トラップ(NET)形成という現象に着目した。NETは、好中球から排出される微細なクモの巣状の構造物だが、過剰に形成されると炎症や血栓形成を促進し、抗リン脂質抗体症候群(APS)やループス、関節リウマチなどの自己免疫疾患の原因になると言われている。

 一方、ショウガに含まれるジンゲロールという生理活性物質は、好中球の機能に影響を及ぼすと言われている。そこで本研究では、ショウガの成分を抽出したものを、自己免疫疾患のマウスや健康なヒトのボランティアに投与し、その働きを調べた。マウスには粉末状の抽出物を餌や生理食塩水に混ぜて与え、ヒトにはカプセル入りのサプリメントとして服用してもらった。

 その結果、ショウガの摂取はNET形成を抑制することが明らかになった。ショウガ抽出物をAPSまたはループスのモデルマウスに投与すると、血中のNETが減少し、さらにこれらの疾患に特有の大静脈血栓症の抑制や自己抗体産生の減少が観察された。また、健康なヒトが1週間にわたり1日1回、100mgのショウガ抽出物(ジンゲロール約20mg含有)を服用すると、好中球の内部でcAMPという化学物質の増加が認められた。この高レベルのcAMPは、疾患に関連する刺激に対するNET形成の反応を抑制した。

 Demoruelle氏は大学のニュースリリースで、「好中球が異常に過剰活動してしまう病気は多い。われわれは、ショウガがNET形成の抑制に役立つことを発見した。ショウガは天然のサプリメントであり、複数の異なる自己免疫疾患の炎症や症状の治療に役立つ可能性があるため、この結果は重要だ」と話している。

 

 

 

どういう意味かといいますと。

ショウガに含まれるジンゲロールには自己抗体産生減少作用があるため、

血栓形成を抑制し、炎症を抑える働きがあるということが分かったということです。

 

 

 

 

  生姜の栄養素ジンゲロール

 

 

新鮮なショウガに含まれる「ジンゲロール」は辛味成分として知られています。

乾燥するとヒドロキシ基を失いより刺激の強いショウガオールになります(脱水反応)。

発酵すると6-パラドールジンゲロンに変化します。

それぞれに効果が少し異なります。

 

 

 

 

 

ジンゲロールは生ショウガに含まれるそうですから、

新生姜が美味しいこの季節はチャンスですよね!

漬物にしたり、薬味に使ったり、できるだけ加熱しないで使うといいと思います。

 

 

 

 

我が家では薄切りにして残り物野菜と塩昆布漬けにします。

 

 

 

 

見えないけどショウガ入ってますチュー

 

 

炎症=老化です。

できるだけ体のなかで炎症を起こさないことが若々しく生きるコツ!

ショウガで自己免疫対策してみてください。

 

 

 

 

 

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