下痢で病院に罹ったら心療内科にまわされた!腹部レントゲンの重要性、過敏性腸症候群下痢型便秘型治療 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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「私は下痢型だから。」

薬やサプリのせいでお腹が緩くなっているのに、

自分は下痢体質だと思っている方は少なくありません。

 

 

 

先日も40代の女性がお腹の調子が悪いと言って

サプリメントを沢山飲んでいました。

「いつも下痢気味なのでなんとかしたい」

そう思い自己判断でサプリを選んでいたようです。

 

 

 

お腹がゆるいのはサプリメントが犯人でした。

必要以上にオリゴ糖を摂取していたのです。

腸内環境によかれと思い摂っていたようなのですが・・・

摂取量を守らないと逆効果になります。

 

 

 

本日は過敏性腸症候群の症例がテーマ。

自分は下痢型だと思っていたら・・・実はすごい便秘だったという患者さん。

下痢や便秘の症状が改善しないと心療内科に回されるという、

困ったスパイラルに陥らないよう自己防衛の仕方をまとめてみましょう。

医師から反感買うに違いませんが・・・

 

 

 

下痢で病院に罹ったら心療内科にまわされた!腹部レントゲンの重要性、過敏性腸症候群下痢型便秘型治療

 

 

 

下痢型IBSだと思っていたら・・・

 

 

日経メディカルに掲載されていたIBS下痢型の症例です。

患者さんの思い込みから始まった診断間違いの典型例。

消化器内科あるあるなのでご紹介したいと思います。

 

症例(Aさん):30歳代女性。腹痛、下痢、食思不振、体重減少

 X年7月に当院心療内科を紹介受診。夫と5歳の息子と暮らす専業主婦。3年くらい前から徐々に腹痛や腹部不快感、下痢が生じてきた。契機は子どもの行事前に体調不良の心配が重なったことだった。

 腹痛は刺すような痛みで、増悪と寛解を繰り返す。排便で軽快するがすぐに再発する。腹部不快感は常時あり、食思不振や吐き気を伴い、月に1回程度嘔吐もする。下痢はBristol便形状尺度(BSFS)でType 7(水様便)が多く、血便や粘液排出はない。摂食すると下痢になるため食事量が減り、体重が最近までに10kg減少した。

 幼少の子どもに手がかかり、精神的に追い詰められることが多い。倦怠感、不安感、抑うつ傾向、不眠症などがあり、気分は子どもの世話がない日中が最も良好。夫は遠隔地に通勤しており、早朝出勤、深夜帰宅するため、家事全般は自身で行わなければならない。

 上記の症状により、近医内科経由で近隣病院の消化器内科を受診。上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、MR胆管膵管撮影を受け、4mm大の胆嚢ポリープが検出されたが、下痢型IBS(IBS-D)、機能性ディスペプシア(FD)と診断された。加療で改善せず、当院心療内科に紹介された。

 他院の処方薬も合わせた内服薬はミヤBM細粒半夏厚朴湯ブスコパン(一般名ブチルスコポラミン臭化物)、リフレックス(ミルタザピン)。

 

引用:日経メディカルより

 

 

 

 

Aさんは医師に

3年くらい前から徐々に腹痛や腹部不快感、下痢が生じてきた

と伝えたことから下痢型過敏性腸症候群と診断され、

腸の蠕動運動を抑える「ブスコパン」という薬を処方されました。

 

 

これが大間違いのもとで症状はもっと悪化することに。

 

 

 

 

自分は便秘だという自覚がない人があまりに多い

 

 

Aさんの症状は一向に改善しないため病院ショッピングを続けてしまいました。

 

 

X年8月

 リフレックスで眠気が強く出た。翌日も眠く、家事もできなかったため、母親に子どもの面倒を見てもらった。リフレックスは1日で中断。近医内科で真武湯セファドール(ジフェニドール塩酸塩)を処方され、「あとは心療内科で」と告げられた。

 この時点での内服薬は、ミヤBM細粒、アリナミンF(フルスルチアミン)、半夏厚朴湯、真武湯、ブスコパン、セファドール、ドグマチール(スルピリド)。

X年9月

 吐き気と嘔吐が続くため、Aさんは別の病院に行き、ドンペリドンを服用。月経不順が出現。腹痛と下痢は続いている。心療内科で心身医学療法(マインドフルネス瞑想の教示など)を受ける。

 内服薬はミヤBM細粒、アリナミンF、半夏厚朴湯、真武湯、ブスコパン、セファドール、イリボー(ラモセトロン塩酸塩)、デジレル(トラゾドン塩酸塩)、ドンペリドン。

 

引用:日経メディカルより

 

 

いくつもの病院で処方された薬を飲んでいたため

ブスコパン

ドグマチール

副作用で便秘が生じる薬を飲み続けてしまっていたのです。

 

 

 

 

 

9月のレントゲンです。

Aさんは酷い便秘でした。

上行結腸と下行結腸に便が多くガスが貯留しています。

 

 

7月の時点でも腹部単純レントゲンは撮影されていました。

実は始めから便秘だったのに下痢の治療が行われたため症状が悪化してしまったのです。

 

 

レントゲンの所見が重視されなかった理由は、

「下痢」

という主症状ばかりに注視してしまったからかもしれません。

 

 

 

  お腹の調子が悪い人は排便日記をつける習慣を

 

 

自分の排便状況を医師に正確に伝えるためには「排便日記」が必要かもしれません。

どこからが便秘なのか?

なかなか自己判断は難しいからです。

 

 

コロコロの便が2、3個出ているだけで自分は問題ないと思っている方も沢山います。

お腹が緩くなっているのに、もっと出さなきゃと思っている方もいます。

 

 

短い診療時間の中で客観的に排便状況を把握してもらうためには記録が望ましいので

習慣にすると良いと思います。

アプリも色々ありますし・・・

 

 

その後の経過です。

大腸内視鏡検査を提案し、ニフレックの内服を指示。朝から飲み始めて、午前中に2Lを飲み切ったが、16時まで反応便1回もなし。浣腸を行ってもほとんど排便なし。大腸内視鏡検査は中止。

 しかし、夜間にかけて少量ずつ20回以上排便あり。翌朝になってもまだ排便が続き、その日の午後になってようやく排便が止まった。

 便秘薬や腸管洗浄液を服用してもほとんど反応便がないことから、相当、硬い便が詰まっていたのでしょう。夜からようやく便が出始め、翌朝までしばらく続いたということは、腸管運動が低下していることも示唆されます。

 翌日、排便がなくなった状態のAさんはとてもスッキリしたお顔をされていました。再度、撮影した腹部単純X線写真では、小腸のガス像はあるものの、便の停滞はなくなっていました。腹痛がなくなり、無事に退院。外来フォローアップとなりました。

 

 

治療が間違った方向に進まないようにするためには自己防衛も必要です。

自覚症状は直近のものだけではなく、不調が始まった時までさかのぼって医師に伝えるようにしてください。

 

 

 

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