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美は胃腸から・・・
あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
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便秘に悩むSちゃんの肌荒れがかわいそう。
いつも肌荒れを気にしてうつ向きがち。
コスメにも相当お金使って、
皮膚科もあちこち行ったようだけど、
ステロイド出されて終わる感じ。
なかなか根本解決には至らないみたい。
真剣に便秘の原因を探せばいいのになぁ
大黄飲んでいるからと、あまり気にしていない様子。
昔からいいますよね？
便秘になると肌が荒れるって。
コレ本当ですよ。
だってね。
便秘解消と肌荒れに出される漢方薬、
じつはコレ同じ成分。
肌荒れ解消したければうんち出せってこと。
本日はこの便秘と肌荒れの関係について、
もう少し理屈っぽくまとめてみましょう。
肌荒れの原因は便秘にあり「腸内環境を整えると肌が綺麗になる理由」アトピー性皮膚炎と腸内細菌
紫外線浴びてもトラブルなし、加工なし
肌荒れと腸内環境
腸内環境が悪いとニキビやアトピー性皮膚炎を悪化させることになります。
胃腸の状態と皮膚炎は深い関係があり、
便秘や下痢が酷くなると肌荒れも悪化します。
腸内には多数の菌が共存していますが、
ビフィズス菌のような善玉菌が減少して、
クロストリジウムやカンジダのような日和見菌が増加すると便秘や下痢傾向になります。
これは、腸内細菌が作り出すフェノール類が原因です。
フェノール類の一部は便と共に体外に排出されますが、
多くは腸管から吸収されて血液に移行するため、表皮の形成過程に悪影響を及ぼすことが分かっています。
カンジダとアトピー性皮膚炎
さて、ここでカンジダについてふれてみましょう。
私がよくフォーカスするカンジダ＝カビ。
このカビが消化管で異常増殖すると
様々な全身疾患を引き起こします。
いままでこのカンジダは
「抵抗力が下がったときに増えるが問題視する必要はない」
と言われていました。
しかし近年、慢性カンジダ過敏症候群という病名が提案されるほど、クローズアップされるようになりました。
アトピー性皮膚炎を悪化させる要因のひとつもカンジダであり、
消化管に常在するカンジダや皮膚のマラセチアがアレルゲンとして特定されるようになりました。
真菌アレルギーについて
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/55/2/55_KJ00004236837/_pdf
アトピー性皮膚炎とカンジダ
肌荒れを防ぐためには腸漏れを予防
腸もれというのは、
腸管壁が炎症を起こし損傷をして穴が開いた状態になり腸管系の吸収機能に障害を起こします。
正常な腸粘膜では吸収出来ない大きな分子の食べ物を
この穴は体内に吸収させてしまいます。
私達の体は小さな食べ物の分子を栄養素として認識しますが、
大きな分子の食べ物はアレルギーの原因ととらえてしまします。
漏れ出た大きい分子の栄養素が異物として認識され、
遅発性アレルギーを起こし、
頭痛、めまい、うつ、肩こり、慢性疲労など
一見関係ないような症状を引き起こします。
肌荒れも典型的な症状のひとつ。
腸活をしたら肌が綺麗になった！
そんなお声をよく聞きますがこれはこんな理由から。
ビフィズス菌などの腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸が腐敗物質のフェノールを減少させ、
皮膚への移行量が抑えられることにより、皮膚表面の角化が正常になり水分量が保持されます。
肌が綺麗になったと感じるのはこのためです。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子