彼:「君を、幸せにする魔法があるんだよね」
彼女:「どんな?」
彼:「まず、正座をして」
彼女:「うんうん」
彼:「右手をグーにする。このとき手の向きは、親指が左方向、小指が右方向の位置にする」
彼女:「うんうん」
彼:「その向きのまま、耳まで持っていき、手首を前後に振る」
彼女:「うんうん」
彼:「招き猫の、できあがり。君は幸せを、いっぱい招くよ。君を幸せにする魔法。どう?」
彼女:「・・・。何が魔法よ!何で、オレがお前を幸せにしてやるって言ってくれないのよ。好きなのに、こんなに好きなのに」
世界の中心で、愛をさけんだのは彼女だった・・・。
もう一つの、セカチュー