11/26 ギターのピックアップについて細々と

嘉門雄三BANDのライブ前最後のスタジオ練習の帰りに宇都宮の鑑定団に寄ったのだけど、ARTEC WSH12-WN-OSJなるアコースティックギター用ピックアップが目が飛び出るほど安く売ってたので、これなら失敗しても痛くもねぇぜ！的な感じで購入しました。

アコースティックギター用ピックアップと言われてもそれ何？と思う人もいると思うので簡単に説明すると、アコースティックギターに取り付けることによりエレキギターみたいにアンプに繋げて音が出せる様になる便利な機械で、マグネットピックアップは上記の画像の様にアコースティックギターの穴に取り付けて使います。

ピックアップの特性なのか無加工で音を出すとほぼエレキギターの様な音だったのだけど、ボディーを叩いた音も拾うし値段の割にノイズもあまり気にならなかったです。

エピフォンも高いギターではないのでピックアップを付けるにしてもあまりお金をかけるのはどうなのよ？的な感じだったので安くエレアコ化出来たのは気分としては満足ですが、ステージで使うのかと聞かれたら、それはそれ、これはこれです。

フィッシュマンのマグネットピックアップも持ってるのだけど、最近スピーカーに繋げて音を出してみたら低音スッカスカでお前一体どうしたものか？的な感じで調べてみたら、エンドピンジャックの配線が切れてたもんだから半田付けして繋ぎ直しました。

ひまわりの演奏の時はヘッドウェイHD-518というギターを使うのだけど、PP撮影会＆ライブの時も持っていこうかと思ったら、ギターに付いているピックアップの音は出ないわ、じゃあフィッシュマン取り付けていくか！的な感じで準備したらスッカスカで、え？嘘？どっちも出ないじゃん嘘ー？的なトラブルに見舞われ、嗚呼、普段から確認は大切だなと思いました。

ここまで来たらとことんピックアップについて書こうと思うのだけど、普段使っているギブソン・j-45にはL.R.BaggsのM1が装備されているのたけど、j-45と相性が良いのか割と素直な音がして扱いやすいです。

ちなみにエフェクターボードの中身はBOSSのAD-5というギターの音を調節出来るエフェクターとKORGのチューナー、ステージ上でコンセントが遠かったときの為の延長コード。

ギターのピックアップからエフェクターに繋ぎ、更にエフェクターから音響機材に繋いで音を出すのだけど、アコースティックギターなのに電気を力を使いまくって日々演奏している訳です。

一般的にはギターの穴にマイクを近付けて音を拾うイメージがあると思うのだけど、マイクだとボリュームを上げるとキーキーキーキーとハウリングを起こしやすいので、こうしてピックアップを使った方がボリューム調整もしやすくハウリングも起きにくいのです。

でもピックアップから音を出すと機械的な音になったしまうので、エフェクター等々を使い、機械的に生音を表現する、という何だか凄い遠回りをしている様でいて、便利性を求めるとやはりピックアップやエフェクター選びは大切です。

更に細かいことを付け加えればギターとエフェクターを繋ぐケーブル、音楽的にはシールドと呼ばれる、はエリクサーというメーカーのシールドを使っているのだけど、これがまたノイズも癖もないので個人的にはオススメです。

ミュージシャンによって使っている機材も音も違うので、ライブの際はその辺も注目してみると発見があるかもしれませんね。

是非。

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