ITmedia が、エルパカBOOKS の終了を報じている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/06/news054.html
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以下、一部引用
ローソンの電子書籍サービス「エルパカBOOKS」終了 購入代金相当のポイント返金
ローソンのAndroid向け電子書籍配信サービス「エルパカBOOKS」（電子書籍）が2月24日に終了する。
ローソンは、Android向け電子書籍配信サービス「エルパカBOOKS」（電子書籍）を2月24日に終了する。サービス終了後は、購入した書籍を読めなくなる。ユーザーには、購入済み電子書籍代金相当の「Pontaポイント」を返金する。
(以下略）
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すると、電子書籍サービスを終了すると、電子書籍は読めなくなる。
そのため購入済み書籍代金の相当分を返金する。
電子書籍サービスの撤退は、非常に、リスクの大きいものになる。
この場合、エルパカBOOKSが今までに、どのくらい売りあげがあったかは
分からないが、売上分の代金全てを返金（この場合はPonta で返金）
するとなると、非常にたいへんだろう。
エルパカBOOKSは、2011年7月からスタートということは、２７ヶ月運用して
きたが、その売り上げ高をすべて、返金するとなると、多額になる上、
サーバーの管理代金、電子書籍の仕入れ代金、システム開発コスト
運用コストなど、いろいろな諸経費を考えると、売上高＋それらのコストが
かかってくるので、とんでもない額になるにちがいない。
通常の本屋さんが倒産して、本の販売をやめますという場合は、
売った本の返金など考える必要がないので、単純だが、
電子書籍の場合のサービス終了は、たいへんなことになる。
今回、返金に至った理由は、サービス終了に伴って
本が読めなくなるということだが、もし、読めるシステムなら、
返金はしないかもしれない。
現在、主な電子書籍サービスも、国内１０社ちかくあり、
完全な過当競争状態なので、今後、撤退する会社も
出てくると思うが、サービス終了後に、本が読めるかどうかは
大きな問題になるようだ。