金曜日の夕方
ボーナス月とあって街の中心、繁華街は今から遊びに出る人、飲み会の人で賑わっとる
今夜は忙しいとかいな、稼げるかいな、朝まで体力持つやろか…なんて考えながら街を流すタクシードライバー
（中洲 予約待機中）
病気がわかって仕事に欲が無くなったような気がする
いや、元々仕事好かんけんガッツリ稼ぐタイプじゃないけど
なんと言うか…あと何年仕事できるとかいなとか あと何年生きとうとかいな とか考えるようになって妙にこの仕事に愛着と言うか愛おしいさみたいなのが出てきて（今頃かよ）
タクシー流してて今まで殺伐と見慣れた街並みが新鮮に見えたり（ほほう）
夜の酔っ払い乗せるの好かんかったけどそれさえも懐かしく楽しく感じたり
同業者の割り込みにもイラッとせず
組合には「死んだら廃業手続きヨロピクー」なんて明るく振る舞うけど
（やっぱまだ死にたくないな、怖いよ）
てなこと考えながら朝まで頑張り過ぎてやっぱり体調を崩して土日休んだ週末の夜