令和6年1月
(過去、記憶を辿り書いてます)
入院初日、受付済ませ病室に案内されます。7階の大部屋(4人部屋)です。
身の回り整理をして寝転がってたら今から先、私の担当をして頂く看護師のKさんが来られてリストバンドの装着と採血そして色んな話と書類の書き込み。
それから暫くして昼食を美味しく頂いたあと主治医、薬剤師さん看護師さん(だったかな?💦)から明日の治療の説明をして頂きまたボケーと寝転んでました。
最初、体調不良で検査してから2ヶ月余り…なんか考える暇もなく流されるように今に至ってることとか。
がんセンターの病室のベットに寝転がってる現実、改めて自分癌なんだなぁとか。
この先仕事どうなる、継続できるかなとか。
今までの人生振り返り、もっと真面目に仕事して嫁さん子供を大事にすりゃよかったなあとか。
やっと治療にありついたけど、なんか病状からして無理っぽい、どうせ死ぬんやろとか(実際この時期、死ぬことばっかり考えてた)
母親には最後まで期待裏切ってばっかやったなぁとか。
いろいろいろいろ…考えてたらなんか…ポロポロポロポロ涙出てきて…たら
「◯◯さ〜ん失礼しまーす」
やべ!誰かきた。
看護師のKさんでした。ガバッと起き上がる。ヤベ〜涙流してるのバレてる?
Kさん「さっきの書類のコピーお返ししますね〜」
私「はい…」
そしたらKさん、小さな声で
「なんか辛いこと相談ごとあったらお話聞きますよ、ここじゃ(4人部屋)話にくいなら廊下でもフロアでもいいですから…何でも話して下さいね」って
(ヤベ、泣いてるのバレとる)
私「……大丈夫です(涙目💦)」
なんか、そんな気遣いにもまた泣けた1日目の夜でした。