銀色夏生私が、彼女の詩集に出会ったのは、確か中学生の頃。友だちが薦めてくれて、読み始めたのだけれど、正直タイトルは忘れてしまいましたただ、中学生の頃は、ちょうど恋多き時。そんな私に、彼女の詩は、ズバリ的中
銀色夏生さんの詩は、今恋をしている人に、ぜひお勧めの本です
しかし、今頃になって何故私にもわかりません。この間、本屋さんに行ったとき、「なんかいい本ないかなぁ~」なんて言う思いで、文庫のところを探していると、目にとまったのが、銀色夏生さん。
なつかし~って思い、思わず手が伸び、そして、「好きなままで長く」というタイトルの本を見つけました。
詩集の中のいくつかを紹介させていただきます。
”私は9月10日から一週間休みをもらって旅行に行きます。それが私の夏休みです。
でも、そんな計画を立てたあとに、あの人に出会ってしまって、その間だけあの人の姿を
見られないから、今となっては夏休みが邪魔です”
”あの人のむずかしい顔も好きだ
こんなことを考えたらいけないかもしれないけど
あの人に会えたら
仕事もはかどりそう
好きなままで長く
いられたらいいな”
すごく、シンプルだけど、すごく気持ちがわかりませんか
銀色夏生さんの詩は、本当にシンプルで、でもすごく共感できる部分が多くて、誰でも読みやすいと思います。
今の私は、旦那さんもいて、2人の子供にも恵まれ、幸せな暮らしをしていますが、この銀色夏生さんの詩集を読んでいる時だけは、ちょっとタイムスリップして昔を懐かしんでます