本日は優しい(嘘)院長に変わりまして、口の悪い裏院長がブログを担当いたします。一部不適切な表現が含まれますが、当時の表現を尊重してそのまま掲載いたしましたのでご容赦下さい。
----------------キリトリ----------------------
よくあるんですよ、「急に具合悪くなった」っての。
そんな訳ねぇじゃん、慢性経過がついに表に出たんだよ、おめぇが気づかなかっただけなんだよ。
そんな事態を避けるために何に気をつけるべきか、一所懸命絵を描いたからよく覚えとけよコノヤロー
健康な犬がいますわな。描いたんだよフォトショップで。下手とかうるせぇよ、イラストレーターじゃねぇんだからよ、話が進まないから次行くぞ。
痩せてくると背骨とあばらが浮いてくるんだぜ。食欲があって元気に見えることも多いぜ。食欲が無くなった時は大きな破綻をきたした時なんだ!だから「食欲あるのに体重が減っている」ことに気づくことだ。そのタイミングで健康診断しようぜ!
これに加えて「お腹が張る」とトータルで体重が変わらない罠。「抱いた感じ重い=太った」と認識していると気付けない上級編だ。だから背骨とあばらを触ることが大事なんだ。
腹部の膨満はお腹の腫瘍や腹水、一部ホルモン疾患で肝臓が腫れている時に起こるんだぜ。
側頭筋萎縮。
頭がとんがってくるんだぜ。まあ加齢によることも多いが。
背中のカーブにも注意だ。
腰痛を抱えた犬はだんだんこうなってくる。高齢のダックスとトイプーはたいがいこれ。加えて逆三角形の体型(水泳選手のような)は多分、腰が悪くてお尻まわりの筋肉が落ちてくる。
もちろん他の原因、例えばお腹痛いとかでも同じだから早合点はイケマセン。
最後に一番大事なことを言うぞ。
いま上に挙げた異常の全部を表示した上で、ふわふわの毛を書き足した画像だ。
全部が全部、わからなくなるんだ!
だから触れ、さわるんだ。
お風呂で気付いてもいい(けど、具合悪いのにお風呂もどうかと思うぞ)。
「動物の病気はわかりにくい」って、そりゃその通りだけど、実は知っていれば気付けることも沢山あるんだ。異常に気づいて受診まで辿り着く事は飼い主しかできないことなんだぜ!!
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以上です。まとめますと、
触って気づいて!
気づいたら様子を見ないではやく連れてきて!
ということですね。
それではみなさんごきげんよう。
スピッツですよ。