私は

歳とったら

 こんなことしたい

 あんなことしたい

と言って友人から

笑われることがよくあります



まだ歳とってないと

思ってるの?

と笑われます


歳とったことは

充分わかっているのですが



ついつい

口からでてしまいます



私の〝歳とったら〟は



大好きな仕事ができなくなったら

という意味なんだなあと

最近わかりました(遅い)



今は

大好きな赤ちゃんを

ニコニコにして

ママに喜んでいただく

そんな仕事をしていますが



もう少し歳とって

私自身が疲れを感じるようになったら

命を預かるこの仕事は

やめようと思っているんです



赤ちゃんのところに行けなくなったら

そういう歳になってきたと

思うことにしています



なので

私にとっての

〝歳をとったら〟は

お仕事ができなくなったら

という意味なのです



その日が来るのが

少しでも遅くなるように



毎朝5時前から起きて

静かに自分の心に向かい合って

ストレッチをしてから



近くの公園に行き

ラジオ体操をして



また少し離れた場所で

ひとり鉄棒にぶら下がったり

足を上げたりしています



膝が痛い

腰が痛い

とか

少しでも具合が悪くなったら

赤ちゃんのところに行くことは

やめようと思っているので



なので

毎朝のルーティーンは大切です



そんな私に

先日

素晴らしい出会いがありました



赤ちゃんと遊んでいると

年老いたワンちゃんが

ソファーからこちらを

見ているようでした



ワンちゃんは

もう100才超えていて

目も見えなくて

耳もほぼ聞こえなくて

いつもソファーで寝ています



赤ちゃんがねんねすると



ソファーから

ヨイショと降りてきて

私のそばにこようとしていました



耳もあまり聞こえてないので

赤ちゃんに歌ってる

子守唄も聞こえてないと思ってました



なのに

赤ちゃんがねんねしたのを

感じたようです



白内障で

足も弱っているので

ヨタヨタと

マットの周りに沿って

ぶつかりながら

私のそばに来ました



赤ちゃんと遊んで

寝かせてくれて

ありがとう

と言ってるようでした



撫でてあげると

嬉しそうに

またヨタヨタと

ぶつかりながら

足元に気をつけながら

ソファーの所に戻っていきました



ソファーの前で

何度も足踏みをしながら



イチニ イチニ と

何度も何度も

足踏みしながら



ソファーによじ登りました



途中

手伝おうかと思いましたが



見ていて!



と言われてるような気がしました



やっと

よじ登って

横になったワンちゃんの顔



とっても

満足そうに

嬉しそうに

ペロペロと舌を出して

手を舐めていました





手をださないでよかった!




あのワンちゃんは

目が見えなくても

足が弱っていても

今自分ができることを

一生懸命やっているんだ!

そう教えてもらえました



私も

歳とったら☺️


できるだけ

自分のできることをして

幸せを感じて

満足して生きていこう



満足して

ソファーに横になっている

幸せそうなワンちゃんを見て



そんなことを

わんちゃんから

教えてもらいました



歳をとったら

またひとつ

やりたいことが増えました