水着の法則 | 悪あがき女製作所

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-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田


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いつからそうなのかは定かではない。

ただ、わたしがこの法則に気づいたのは今年の夏だ。



梅雨が明けた、夏休みに入った、天気もカンカン照りだー!

という夏のある日、わたしは江ノ島にいた。

まわりのみんなが「後で知らないよ~」「色白なのにもったいない」「顔がアレだから焼いたらアレだよ」

そんな風に止めようとも、わたしはオットと仲良くクラランスのサンタンローションを塗り

砂浜に寝そべっていた。


はぁ~~~、暑いなぁ

そうお日様をにらみつけるように軽く目を開けると、わたしの視界にびっくりなものが飛び込んできた。

真っ白いTバックの水着を着る・・・初老の男性。

いや、ありゃフンドシか?と今度はしっかり目を開けて見るが、やっぱり水着。

真っ黒く焼けた肌に映える白ビキニ(Tバック)

でも悲しいことに、お腹も胸もお尻もたるんだ初老の男性。。。


横で同じように日焼けに没頭しているオットに声をかける。

「ねえ、ねえ、すごいよ!白いTバック!!」

そりゃ一大事だ!とばかりに起きたオットだが「なんだよ!オッサンじゃないかよ!」と

一目見て、文句たれてまたぎゅっと目を閉じてしまった。


で、翌日は場所を変えまた日焼け。

驚くことにそこにもTバック、今度は黒の。

でもやっぱりオッサン。


そういえば辺りを見てもビキニ着用はほぼオッサン。

若いオニーチャンのビキニは見当たらない。

(江ノ島はそうなのね)となんだかよくわからない納得をして帰った。


そしてここ何回か行っている、大田区の浜辺。

そう「ふるはま」

ここでもまたビキニの男性と遭遇。

みなオッサン。


しかも、隣に陣取ったオッサンは片ひざを立てるときゃん○まが半分顔を出す。

A面からB面焼きに変更しようと起き上がったときにバーンと目に入ってきた衝撃の映像だった。

(くれぐれも、ジロジロ見ていたんじゃなくて、たまたま目に入る位置だったのよ!)


これまた隣で寝ているオットに「ねえ、ねえ」と報告すると

(ったく、しょーがねえなぁ)という顔をしてチラ見するオット。

けれどその時に限って片ひざ立ててないのね。ちゃんと両足そろえて寝てるの。

「出てないよ!ったくヤラシーなぁ、なにジロジロ見てんだよ」と叱られる。


うぅぅ、これではいやらしい狼少年のようだわ。

と、今度はオットが飲み物を飲もうと起き上がったら・・・見てしまったらしい。

「ほんとだ!ゲーッ!」

とわたしが言っていたことが本当だと証明された。

めでたし、めでたし。

・・・じゃなくて、その半玉出しの人もやっぱりオッサンでしょ

なんでだろうねぇ?

なんでかわからないけれど、希望(?)に反して露出度の高い水着はオッサン。

昔は違ったんだけどねぇ・・・。

昔ビキニを結構イケてる男の人がはいていた頃、その頃ちょうどいい年頃だった人が今もなお穿いているのか?

女性でいまだにハイレグ気味に水着を着るのはオバサンだしなぁ、

そういうことか?

(今はハイレグとは逆にローライズで水着も穿くのだ)




そしてこの話を仲良しのオカマなひとに話したら

「あら、組合員(ゲイ)は結構若い子もビキニ穿くわよー」って。

「でも海はあまり行かないわ。プールが多いわ。●のプールとかー、・・・」



なるほど。

女性の皆さん、鑑賞しに行くなら海よりもプールですわよ!

耳寄り情報でした。



いや、そういうんじゃなくて

不思議な(悲しい)水着の法則でした。



おしまい。



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