他の小学校はどうだか知らないけど、自分が育った小学校では、新入学の一年生の面倒は、特に六年生が担当していた。
例えば、朝礼や集会等では、ここでこうするとか、集団下校の時などは六年生のお兄さんが手を引いてくれたりする。
一学年、20人にも満たない田舎の小さな学校だから成せる慣例。
自分が、小1の時、ちょうど6年だったお兄さんが、いつもお世話になってるお寺の和尚さんだ。
この前の日曜日。
親父の百貫日ということで帰省し法要をしていただいた。
「いつまでも悲しんでないで、悲しみを乗り越え前向きに生きていきましょう。百貫日とはそういう意味のある日でもあります」
さすがに百日も経てば悲しんでる者も居ないと思うが、さすが、か◯ちゃん(←和尚さんね)良いこと言うわ。
だからってわけじゃないけど、
もっと前向きに生きるために、その夜、ライブ行ってきました。
新横浜サンフォニックホール
アースシェイカー
Thanks 29year tour
この先、ネタバレ注意!!
正直、今回のツアーはスルーしようと思ってた。
新横浜のライブと百貫日の日が重ねってたからだ。
けれど、法要が終わったのが昼の12時位でみんなで食事して、余裕でライブに間に合うことが確定して、やっぱり見逃せないって居ても立っても居られなくなって、電車に飛び乗った。
両手にお土産やら何やらを抱え込んで一旦マンションに帰り、ジーンズをねじ込み、いつものように徒歩で新横浜を目指す。
新横浜が近付くに連れ感情が昂る。
何故なら、今回のツアーは、かなりレアなセトリが用意されてる事が事前にインフォメーションされてたからだ。
ここ最近のライブが、定番曲のオンパレードだっただけに、期待は最高潮。
その日の新横浜は、トヨタカップの決勝「チェルシー対コリンチャンス」が開催されていた。
街は、コリンチャンスのサポーターに埋め尽くされ…というのは大袈裟だが、かなりのサッカーファンが溢れていた。
一瞬、その波に飲まれて日産スタジアムに体が向きそうになったが、今夜は我慢。
いや、我慢どころか、今夜はサッカーじゃなく、シェイカーである。
レアでコアでマニアックなステージが待っている。後ろ髪を引かれる思いでサンフォニックに突入した。
客入りは、七割程度。いつもと変わらない。
しばらくすると、暗転。多少のスモークと共に、お馴染みのSEが爆音で鳴り始めた。
そして、メンバー登場。
一曲目…
笑っちゃいました。
泣いちゃいました。
まさか、まさかの…
「炎に身を焦がして」
ですよ!!
思わず仰け反っちゃいました。
イナバウアーからブリッジへと雪崩れ込む程の仰け反り(笑)
だって、「炎に身を焦がして」ですよ!!
塀の中のプレイボール!!ですよ!!
僕、高校三年生でした。
初めてシェイカー観たのが、アフターショックツアーで、その時にこの曲聞いたんです。
だから…25年ぶり位?
そりゃあ仰け反りますよ!!
荒川静香もびっくりですがな!!
と、仰け反り過ぎて腰をポンポンしてる間に②曲目に突入。
最新オリジナルアルバムから「火の鳥」
歌詞に「炎に焦がした翼羽ばたかせ~」っていうのが入ってます。
だから、「炎」繋がり…なのか?等と考えてるうちに終了。
次いでMC。
明けてからの…内容、セトリ、順番は、すべて忘れた。
いや、忘れてはいないけど感覚でしか覚えてない。
つまり、それほど集中、のめり込む度合いがハンパねえ、怒濤の名曲達が魂を襲ったからだ。
過去のオリジナルアルバムから一曲ずつ選抜され、演奏されたこの夜のライブはまるでびっくり箱を伴う、タイムマシーン!!
時代を行ったり来たり、次曲の予想さえも許してくれない、そんな熱く危険なライブだった。
そして、何より、自分をびっくりさせてくれたのが…あの曲。
毎回、シェイカーのライブに参戦するたびに祈っていた。
あの曲をやってくれ…と。
そう願い続けてるうちに願う事さえも忘れていた。
そんな空白地帯にいきなりあのリフが投下されたのだから、再び仰け反っちゃったじゃないか~
奇声と共に(爆)
“太陽はもう目覚めやしない 餓えた獣の猛りは無感動に闇に包まれている…”
アルバム「AIM」に収録されている、
激アツなナンバー「Sully」だ。
もう何度も何度もこのブログで書いたが、自分はこの曲が激しく好きだ。
天野月(子)が、初めてシェイカーに歌詞提供した記念の曲でもある。
まさか、まさか、Sullyが聞けるとは思わなかった。
あまりの驚きに、曲を堪能できずに、ただただ呆然と立ち尽くし…
失禁した…
というのはもちろん嘘でとにかく、あっという間の3分40秒が過ぎ去る。
と同時に、一気に脱力感と満足感に包まれ、ホールを後にした。
(Sullyが聞けたからもうイイや…)
というのはもちろん嘘で、タイムマシーンの旅は尚も続く。
が、冒頭に述べた通りセトリは覚えてない。
いや、覚えているんだけど途切れ途切れ。
「The course of life」
「そこにある詩」
アンコール前の定番、
「MORE」「ラジオマジック」まで、とにかく内容が親父の作った海鮮鍋位濃くて美味くて最高でただただステージを見つめる事しかできなくて…
つまり、何が言いたいかというと、今回のライブは最強だった。
いや、最狂にして最叫だった。
一発目のアンコールで、
「愛だけは消さないで」
が、流れた時は完全に自我崩壊していて、
失禁した…
というのはもちろん嘘で、やっぱり、人間って意表を突かれると参っちゃうもんでして…
恋愛と一緒で「まさか!?」が連続されると、余計に愛しちゃうわけで…
つまり、何が言いたいかというと、今回のライブでシェイカー愛が5割増したって事。
ラストの「走り抜けた夜の数だけ」を聞き終え、メンバーとのハイタッチを放棄し、俺はトイレへと走り抜けたのであった…
失禁したパンツを履き替えるために…
というのはもちろん嘘である。