日本語は母音の5個と子音の14個で、それぞれの音に子音+母音が一つになった形で50音ができています。

 

一つになる!というのかキーワードです。

ほとんどの言語は別々に存在する音を1つの音にします。

例えば、Take out は テイクアウトをローマ字で書けばte i ku a u to になり、日本人はすべての音に母音を入れたいくなります。ここが日本人の語学ができない要因です。

皆さんの場合は、日本人の逆で、すべての音に母音を入れたくないんです。さらに音調のある言葉の場合や強弱のある言葉の場合はもっと複雑な音が出したい、母音ではなく、いろいろな音を出したいと思ってしまいます。

日本語の音が硬くなったり、滑らかさがないのは、このような音の作り方の違いが原因です。

 

例えば、フランスのベルサイユ宮殿の庭園と、京都の禅寺の庭を思い浮かべてください。日本の庭は何もない、余計な物がない、最小限、いろいろな表現がありますが、シンプルです。

異体同心とか、二つのものが一体になる「不二」(ふに)の存在を好みます。

二つのものを一つにしようとすると硬くなります。

例えば、一枚の紙より2枚をノリで貼った紙のほうが硬いですよね。

Siriのような音になってしまう。

そうならないために、空気の使い方を少なくし、口の開きを狭くして、すべての動きを最小限にしていきます。

 

子音と母音を分けないで、滑らかに話す練習をしてみましょう。

 

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