日本語と他の言語はとても違います。

日本語は音が少ないですよね。母音は5つしかありません。

そして、少ない音で話します。

公の場では静かにする、小さな声で話すという文化です。

あなたの職場の日本人の方たちはどうですか?

自分の国と比較した時、オフィス内は静かだと思いませんか?

日本人は基本的に静かですよね。

性格も静かで穏やかな印象ではないでしょうか。

 

この静かさを言語からみると、日本語の発声から説明してみましょう。

まず、発声のときの空気が少ないです。

少ない空気で音をつくっています。

喉を緊張させて、肺から送られてくる空気を喉で止め、少ない空気で発声します。

日本人は、なで肩で猫背で顔が前に出ていませんか?

浮世絵などを見ると、その特徴がよく出ています。

 

あなたの国の言葉を、顎を下げて、下を向いた姿勢で発音してみてください。

苦しくないですか?

大きな声では話せないはずです。

大きな声を出すためには、たくさんの空気をつかいます。

喉を開き、音を共鳴させますよね。

それとは逆が日本語です。

空気を止め、鼻からも空気をだし、少ない空気しか使わないで

静かに話すような文化なのです。

 

言葉と文化は密接に関係しています。

日本語の発音を学ぶ上で、文化的な背景がわかると面白いですよね。

あなたの発声はどうなっていますか?