久しぶりの帝国劇場です。

 

 

来年に建て替えることを知りました。

 

私の初めてのミュージカルは

この帝国劇場でのレミゼラブルでした。

 

特に思い出深いのはエリザベートです。

 

当時はこのステンドグラスは

先進的でこれを背景に記念写真を

撮った人も多いのだろうなぁ

と想像しました。

昭和の雰囲気を味わえるのは

あと少しとなりました。

 

 

 

 

千尋役の福地さんは初出演ですかね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、アニメ版はテレビで

何度も観ています。

 

独特の世界観が大好きです。

 

あのアニメの舞台化は

相当難しいというか

 

考えただけでも実現は不可能だと思います。

 

ですが、そこに挑戦したことが凄いです。

 

 

とはいえ、アニメ版を超えることは 

できないでしょ。

 

そう思っていました。

 

 

ズバリ言ってもいいでしょうか?

 

舞台版はアニメ版を超えていました。

 

 

もう、演出やセットがすばらしい。

 

そして俳優さん達もレベルが

高くて驚きました。

 

福地桃子さんは初見でした。

 

 

 

 

なんかお顔が似ているような照れ

 

まず桃子さんは声質がステキです音譜

 

クリアなお声がとっても心地良いのです。

 

この舞台は歌がほぼないのが

ミュージカル好きとしては惜しい。

 

おそらく、宮崎駿監督は

アニメに忠実が舞台化の

条件だったのではないかと

推測しました。

 

 

 

他のキャストは観てませんが

表情などの演技が細かいです。

 

初演の主役のお二人の演技や

アニメの千尋を観て、相当な

努力を重ねてこられたんだろうな。

 

それが伝わってきました。

 

お父さんの哀川翔さんも

こだわりのある役者さんですし

目指しているレベルが相当高いのが

わかりました。

 

哀川翔さん夫婦のすぐ後ろの席でしたが

カーテンコールでは、お母さん

相当嬉しかったんだろうな。

というのが、拍手の力強さから

とっても伝わってきました。

 

幕間で勝俣州和さんが哀川さんに

声をかけていました。

 

 

私が驚いたのはアニメ版の再現性の高さ。

 

大好きなブタになるシーンも

リアルなようで頭は豚で体は人間という

豚人間?な感じなのが微妙で

笑ってしまいました爆笑

 

これが再現されているのも驚きびっくり

 

 

このシーンも実にリアルてした。

 

 

このシーンでは熱い涙が溢れて

魂が揺さぶられました泣

生きていることを実感しました。

 

アニメの実写化は、何だかなぁ〜と

たいていガッカリさせられますが

 

この千と千尋の神隠しは違いました。

 

 

今の時代なら、もっと凝った演出で

リアルさを追求することは可能ですが

あえて人間味のある古典的な演出で

アニメとは違う生の舞台ならではの見せ方に

潔さってこういうことなんだ。

 

と感じました。

 

 

とっても奥が深いです。

 

相当試行錯誤したのがわかります。

 

超一流のアニメに超一流の舞台演出。

 

おかげで私の魂は浄化してエネルギーを

フル充電することができました。

 

これは強くお勧めいたしますビックリマーク

 

 

地方公演もありますので

是非お近くの地域の劇場でご覧ください。

 

 

今回はオケピが舞台後ろにセットされて

いますが、演奏が完璧でした。

 

たまたま地下鉄で大きな楽器の

ケースを肩にかけている人がいて

帝国劇場に入って行ったので

オケピの人も大変だなぁと思いました。

 

カテコでオケピが披露されて

キャストが拍手するシーンが

最高なんですね。

 

音楽があっての舞台ですし

千と千尋の神隠しの音楽がまた

よいメロディなんですね。

 

大満足でした。

 

 

舞台版のBlu-rayは注文中で

まだ観ていませんが

そちらも楽しみです。

 

ヤフーショッピングで輸出版が

お手頃価格で買えます♪

 

魂と心の栄養補給が足りていないと

感じている人に特にお勧めします。

 

 

もうね、今がどれだけ恵まれているかが

よくわかります。

 

 

すべてに感謝です。

 

 

しばらくは我が家の部屋のBGMは

千と千尋の神隠しになりそうです♪

 

 

 

 

というか、私は夢を見るのが毎日の

楽しみですが、この世も実は幻想なのです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。