一生懸命に頑張っているのに

結果に繋がらない時があります。

 

私自身も225では、それなりに

もがき苦しみました。

 

 

先日のTEPPENを見ていて

感じたことを書きます。

 

 

遠坂めぐさんのピアノは

素晴らしいのですが

力が入り過ぎていると感じました。

 

気合いから声も発していますが

これはピアノ演奏という意味では

賛否が分かれます。

 

個人的には、その声こそが

エネルギーを消耗させている。

そう感じました。

 

実力を出し切りたいという

気持ちが強すぎると

しなやかさに欠けてしまいます。

 

 

 

 

対して、野澤しおりちゃんは

場離れしていて

これが、小学生?

というほど落ち着いています。

 

そして、力が抜けています。

 

もちろん最初からこうはいかないので

数多くの失敗や挫折を乗り越えて

このレベルに到達したということです。

 

努力と経験は必ず後から生きてきます。

 

 

そして、しおりちゃんが優勝かと思いきや

 

そこに試練が待ち受けていました。

 

 

上には上がいる。

 

 

そうちゃん。

すばらしいです。

 

ただ、実力は拮抗していて

同じ曲で対決していたら

わからなかったと思います。

 

 

 

 

「あと一歩が届かなかった」
わずか一歩のその差は果てしない道だと
わかっているけど

 

それでも僕は行くのだろう
近くて遠いその「あと一歩」を目指して
何度も 何度だって

 

振り向けばここへと続いた足跡の
全てに意味があったんだと

掴みたいんだ
ずっと僕は僕を諦めずに
君は君を諦めなかったね

 

という福山雅治さんの

「甲子園」という大好きな曲を

思い出しました。

 

 

3度目の出場で今度こそ。

という思いがあったのは当然として

普通なら悔しくて思わず泣いて

しまうところです。

 

ところが

 

『もっと努力してちゃんとしたライバルに

なれるようにがんばりたいです』

 

凄い小学生だわ~びっくり

 

 

見ていてわかりますが

大人は自分で壁を作って高くして

もがいています。

 

大人は、テレビやネットでネガティブな

刷り込みがされ過ぎてしまい

ダメかもしれない。

というネガティブな思いが

そういう現実を作っているのです。

 

 

子供は、そういう刷り込みが少ないのと

 

やれる。

できる。

と思い込んでいます。

だからできるんですね。

 

失敗とか考えないで

全力で打ち込んでいます。

 

 

メンタルコントロールをしっかりして

感情をしっかり整えることの

大切さがよくわかります。

 

 

225もまったく同じであり

 

杉浦みずきさんが

『回数を重ねる度に緊張感が

増している感じがして』

と泣いていましたが

 

その通りかもしれませんが

言葉にしてはいけないのです。

 

 

これはどうしても無意識に

結果にフォーカスしてしまうという

脳の仕組みに原因があるのです。

 

 

杉浦さんは弾く前から

プレッシャーで自滅していました。

 

 

脳科学を理解して克服しない限り

同じことの繰り返しになって

しまうということです。

 

メンタルが土台。

土台がしっかりしない限り

どんなに練習をしても

本番では力が入ってしまうということです。

 

それでも、原因と

そうなる仕組みをしっかり

分析すれば乗り越えられます。

 

 

どんな事でも同じです。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。