September 1, 2022 | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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US OPEN 2022
DAY2
で思うこと。

@wowowtennis でスタジオ→解説を終えて、家に着いたのが7:00am
そこから寝て目が覚めた時には、大阪選手の1回戦の試合が既に始まっていたので、1stセット途中からWOWOWオンデマンドで観戦。

試合を見ていて感じたことがあった。
相手のコリンズはタフであり、お互いにとって簡単な1回戦ではなかった。
終始、大坂選手はファイトしていたとは感じたけれど、彼女の持っている力と才能を考えると、オンコートでもっと進化できることがあるからこそ、物足りなさを私は感じた。
怪我やメンタルヘルスの問題など、抱えているものがあることを承知の上、あえて厳しめの私の感じたことを言葉にしたい。

US OPEN 1回戦を戦い終えて、負けた直後の大坂選手の行動が気になった。
会場のスクリーンに映し出された自分自身を携帯で撮っていた。
その行動を目にしても気にする人はそれほど多くはなかったかもしれない。
私自身が選手だった時、負けた時は1秒でも早くコートを後にしたい。大会会場からも1日でも早く去りたい、という気持ちだった。
それだけ悔しい気持ちが強かったからだ。私が見てきた世界のトッププレーヤーたちも大きな違いはないと思っている。

同じ日、ビーナスは1回戦で負けた後、ラケットをラケットバッグにも入れず、手に持ったまま早々とコートを後にした。

この2人の取った行動の違い。

私はビーナスのその姿があったから、大阪選手に違和感を感じてしまったのかもしれない。
選手たちは負けた時、とにかく悔しくて自分を責める言葉が脳裏に繰り返し出てくる。
どうしてそんな状況の時にスタジアムのスクリーンに写り出されている自分を携帯で撮ろうという気持ちになれたのか?そこには何か意図があったのか??

大坂選手には、もっとグランドスラムで優勝できる力がある。世界のトップを走り続けるためには、もっとオンコートで貪欲になってほしい。

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