US OPEN予選へのトライを断念することにしました。
カリフォルニアで ITF$60,000、2大会に出場し、WTA Stanford予選への出場を断念し
日本に帰ってきて2週間弱。
韓国で痛めた上腕二頭筋炎は治ったようですが、もともと痛みが出やすいというか…
遡ると20代の頃にも痛みに苦しめられた腱板炎。
ここ数ヶ月もなかなか炎症が治まらないことに悩まされています。
日本へ戻ってからすぐにJISSクリニックでMRIを撮り、ドクターと話をし、いつもトレーニングをやらせていただいているR-BODYのフィジカルトレーナーとも、さらにマッサージのトレーナーとも相談をしましたが、自分自身の感覚でもUS OPEN予選には間に合わないと判断しました。
膝の手術から復帰を果たし、グランドスラム予選への挑戦は私にとって大きな目標になっていました。プロテクトランキングを使用できるグランドスラムは、復帰後一年以内に2大会。どのグランドスラムにするかを考えた時、Roland Garrosは時期的に早すぎること、サーフェイスが苦手な赤土なので私の中での候補からは消えました。Wimbledonはもちろん出たい気持ちが強かったのですが、ロンドンの気温が時にはかなり低くなることがあり、サーフェイスが芝であること。芝で滑って転んだら?と考えるとまだ怖さがあったので諦めました。そしてUS OPENに!と思っていただけに残念な決断でした。
少しの痛みならトライしたい気持ちが強かったのですが、これ以上炎症を大きくさせることを避けるためにも断念するしかありませんでした。
今はまだ強い炎症が続いているので、様子見をしながら肩のリハビリを継続しています。
9月11日から有明で行われるJapan Women's Openで、WCでの本戦への出場するチャンスをいただけたのでそこへ向け、そろそろ少しずつ練習を再開できるようにと考えています。
US OPEN予選へのチャレンジができない今、有明のコート上で闘う姿としてその想いを感じていただけるプレイが出来るように、大会までの限られた時間の中でひとつひとつ準備をして挑みたいです。