2014 US OPEN D 準決勝 | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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準決勝 敗退

1戦1戦がタフになるこの準決勝。
1st set 5-2私のサービスゲームで
2本のセットポイントが取れず…..
5-4 Borboraのサービスゲームでもダメ。

追いつかれて
2人ともパフォーマンスが落ちてしまいました。

それでも2nd setに入り
気持ちをなんとか切り換えようと試みるものの
一旦手放した流れは一気に相手チームへ。
なかなか戻す事は簡単ではなかった。

それでも2nd setも0-4から2-4。
3-4に出来るチャンスもあり
ここでブレイク出来ていればわからなくなっていたかも。

大きなチャンスをものにすることができなかった。

すごく悲しい。
すごく悔しい。

何をするべきだったか…..
もっとリスクを取らなきゃいけないレベル。
普通ではダメだった。

グランドスラムでダブルスでの初めての準決勝。
満足するにはもう少し時間が必要。

今日の試合の最初からの自分のプレーは
かなりよかっただけに……
いつものBorboraならギアが上がってきてもいいはずが
どうも動きに繊細さやダイナミックさやキレがなかったように
見えた。
最後までBorboraを引き上げることができなかった。
気がつけば…..自分まで相手のペースにはめられてた。
それでもセットポイントで何としてでももぎ取れていれば…..
ダブルス巧者の相手ペアはこっちが追い込んでからも
とにかくしつこかった。

悔しい悔しい敗戦だけどこれも勝負。

US OPEN2014を終え
会場であれこれやるべき事を済ませ…..
ツアーコーチの陽夫さんと話をし
次の大会、香港のことを決めました。
まず今の体調は当然ながらかなり疲労が溜まっています。
大きな怪我あるわけじゃないけど
小さな不安箇所はいくつか抱えています。
Stanfordからアメリカシーズンが始まり
Montreal,Cincinnati,US OPENと続いています。
そして来週は香港、そして東京。
怪我を起こさないためにも
ダブルスはやめる方向で予定していたパートナーに説明し
理解をしてもらえたので、シングルスのみに
出場することにしました。

いつ移動するか?
NYから香港への移動はかなりの長いフライトになることもあり
いろいろ考えた結果、すぐに移動する事にしました。

まずは短い時間の中で
体を回復させ、
時差ボケに慣れ、
NYからさらに蒸し暑くなる環境に慣れ、
ダブルス→シングルスへプレーを変え、
環境が変わる事で順応しなければならない事がたくさん。

体と向き合いながら調整していきます。