タフな1回戦の接戦をを勝ち切ることができました。
そして長かった待ちに待ったこの1勝。
Cincinnatiで怪我してから
試合に出続けるものの勝ちには繋げられず
シングルスでは勝てなかったのです。
いつか!
と信じて、戦い続けて来ましたが
やっとここで1勝できました。
今日の相手はしつこいことは覚悟でしたが
ほんとにしつこかったです。
(先週のHelepもしつこかったけど...)
ベースラインからかなり後ろに下がって
パワーあるボールを深く打ってきます。
角度あるボールを打つと、
さらに角度がついて返ってくるし
スタミナもあります。
途中から戦略を変え
サーフェイスも早いので
ネットで取れるポイント意識しながら
プレーすることを心がけました。
ファーストセット序盤から追い上げる立場。
中盤から流れを作ることができ
6ー4でファーストセットをゲット。
セカンドセットは1ゲーム目でブレイクに成功。
2ゲーム目の自分のサービスゲームで40ー0だったポイントで
追い込んで相手が返してきたボールが深く
ロブ気味にきたボールをドライブボールで
行ききれずバウンドさせてしまい結果ミスをしてしまいました。
こんなほんのちょっとしたことだけど
試合の流れとしては大きな大きなポイントにしてしまいました。
そのサーボスゲームをキープできずイーブンに戻されました。
追いつけそうで追いつけず結局セカンドセットを3-6で落としました。
1-1になったところで相手がトイレットブレイク。
このパターンになると私の動きがパタっと
止まってしまうことが多いので、相手がその作戦で来るなら
今日は一緒にトイレットブレイクを取りました。
そしてファイナルセットへ。
2-2からブレイクして3-2リード。
やっと掴み始めた流れ。
しかし相手がここでメディカルタイムアウト。
これまた相手はあの手この手を使ってきます。
最近WTAではこの手のメディカルタイムアウトを防ぐため
プレイヤーが使うメディカルタイムアウトをカウントしています。
明らかに多かったりすると罰金が科せられます。
ただグランドスラムを含むITFトーナメントは対象外。
私はすぐに長Tを着込み、体を冷やさないように心掛けました。
そしてメディカルタイムアウトが始まり2分前には
コートへ向かい心と体の準備をして待ちました。
大切な自分のサービスゲームできっちりキープする事ができ
4-2アップ。
そして再びブレイクに成功して5-2アップ。
自分のサイービスゲームでキープして終えれればベストでしたが
リターンが深く主導権を取られて劣勢になりキープできず。
サービスキープが簡単には出来ない試合でしたが
相手も同じ!と言い聞かせ我慢の中で攻める気持ちを
持ちながら最後まで戦い抜きました。
明日はErakovicとの2回戦。
彼女も怪我をしてしばらくランキングを下げていましたが
最近は心も体も充実しているようでランキングも
ジワジワと戻しています。
今日以上にErakovicは攻めのパターンも多いし
ボールが短く、甘くなればすかさずネットにも出てきます。
守りも堅い。
早い段階で早いサーフェイスを巧く利用し、
早いタイミングで攻めるパターンを作り上げれれば
必ずチャンスは出てくるはず。
そのためにはサービスの確率もしっかり上げ
主導権を常に持った試合運びを出来ればと思います。
そして大切なときこそ
判断をはっきりした迷いのないプレーを
やらなければなりません。
一つ一つのポイントに最後までベストを尽くすプレーを
やってきます。
試合直後!
久々のシングルス勝利でちょっと興奮状態。
ps:ここフランスのボールボーイたちは
Roland Garrosのために訓練されている子供たちのようで
ITFとは思えない完璧な動き。
試合の流れを崩される事もなくとっても集中しやすかったです。
審判もミスジャッジが多々起きると思って覚悟してましたが
かなり今日の試合では主審も線審も良く見てくれてました。