考えていたこと。
ゲーム序盤.....
なかなか対処しきれず、手こずっていました。
Dulkoのゆっくりのペース。
ラリーの中で中ロブでリズムを変えてくるボールに
ずいぶん苦しめられました。
ゲーム中盤からブレイクされ3-5ダウン。
ただ少しずつDulkoのリズムに対処でき始めながら
ゲームが取りきれなかったりの中での3-5。
自分のサービスをキープして4-5。
ギリギリの段階でなんとか追いつくことができ5-5。
ここからもセットを取れるまでの道のりは長かったです。
7-5でやっとファーストセットを取ることができ
セカンドセットは立ち上がりから
気を抜かずに入っていったところ、
ファーストサーブも入って楽にキープ。
ミスも減り、自分自身にリズムも出来て
一気にゲームを引き離すことができたので
隙を与えないプレーを持続することができました。
ファーストセット序盤では
Dulkoのボールを打ち切らなきゃと
思いすぎていたのが原因か、ミスが多かったです。
でも途中からあまり打ち切る気持ちを抑え
しつこくボールをコントロールする姿勢に切り換えました。
そうしたら反対にDulkoが打ち始め
ミスを重ね始めました。
セカンドセット4-0リード、
自分のサービスゲーム30-0で
Dulkoの短くなったボールをフォアーに廻り込んで
ダウンザラインに打ったボールをミスったのは
反省するポイントです。
こういう流れでこのポイントをきっちり取っていかないと
トップレベルには流れを引き戻すチャンスを与えてしまう
ことになります。
現に最後2ゲームは取れたものの
それまでの流れとは違い、少し手こずりました。
でも!1回戦勝利でリベンジ成功です。
シングルスが終わった後は
ランチ、メディアインタビュー、マッサージを
終えて治療を受けているとき!
WTAスーパーバイザーが来てくれて
ダブルスでプレイヤーに欠場者が出たので
アルタネイトのサインをしていた私たちにチャンスが
廻って来たとのこと。
慌てて治療を中断して
部屋に戻り準備をして、お腹にエネルギーを入れ
部屋で少しゆっくりして時間を待ちました。
パートナーのZhang Shuaiはシングルスに負けた直後だけに
気持ちを盛り上げる必要がありました。
でも彼女も精一杯、気持ちをダブルスに切り替え
モチベーションを上げてくれました。
試合はシングルス後の2人だけに動きに切れは
なかなかない中、このチャンスを生かしたいという
強い想いで戦っていました。
その思いが上回ったのか、ファーストセットをタイブレイクで
取り、セカンドセットも中盤でブレイクに成功し5-2アップ。
私のサービスゲームでIフォーメーションを使い40-0。
マッチポイントが4本あったのに取りきれず.....
5-3.....5-4になり Zhang Shuaiのサービス。
ここでしっかりと取りきってゲームセット。
お互いをカバーし合いながら勝ちきった勝利です。
明日はナイトセッション。
19時からLISICKIとです。
今、もっとも波に乗っているプレイヤーと言っても
過言ではありません。
自信に満ちあふれているプレーを毎試合しています。
パワーとスピードに圧倒されないよう
どこかでチャンスを作り出せればと
思っています。