それって虐待なん⁉︎って思った意見

こんにちは、コクです

昨日、私が仕事に行った時の会話。

私「ちゃんと30分おきに立って、ちょっとしたストレッチするんやで！」

夫「はーいコクも仕事がんばってね〜」

私「ひねったりはまだあかんから、ちょっと体揺らすとかでもいいからね。お尻振るとか。(お尻振って見せた)とにかく体をちょっとでも動かして！」

夫「あぁ、もうコク大好きもう一回やって〜」

私「アホかっ！行ってきまっす！」

今日は養子縁組のお話です

今日はお子さんのいる方達から猛抗議が来そうなお話なんですが

実際に起こった出来事なので書きます。

妊活を卒業して、養子縁組にトライしている私達。

私たちは現在ステージ1にいます。

養親認定に必要な研修(Prep Training)を受けた時のこと。

イギリスでは、子供が里親や養子に出される理由でよくあるのが、この５つなんですが、

Neglect(育児放棄)

Abuse(虐待)

Incarceration(親が投獄中)

Illness(親が身体的もしくは精神的に病気)

Abandonment(遺棄)

この中の虐待について学びました。

そして、虐待と言っても色々あるけど、よくあるこの３つの虐待＋育児放棄についてディスカッションをしました。

Physical abuse(身体的虐待)

emotional abuse(心理的虐待)

sexual abuse(性的虐待)

neglect(育児放棄)

それぞれ、具体的な虐待例と、子供に及ぼす影響について意見を出し合い書き出していきます。

《例》

Physical abuse(身体的虐待)

具体例:
「殴る」「蹴る」「つねる」「物を投げつける」「溺れさせる」「薬の過剰投与」など

影響:  
「アンガーマネジメントのできない人間になる」「暴力的になる」「心を閉ざすようになる」「落ち着きのない子になる」など

emotional abuse(心理的虐待)

で具体例をあげていた時のこと。

「怒鳴る」「暴言を吐く」「恥をかかせる」「密室に閉じ込める」など

ある女性Aさん(養親候補者)が

「子供の写真をSNSにアップすること(は心理的虐待だ)」

って言ったんです。

えっ⁉︎それって虐待なん⁉︎

子供が「載せないで‼︎」って言ってるのに載せるとかならわかるけど…

あとは、わいせつな写真とかなら、sexual abuse(性的虐待)に当たるかもやけど…

私「emotional abuse(心理的虐待)なんですか？裸の写真とかでsexual abuse(性的虐待)ではなくて？？」

女性A「子供とはいえ、本人の同意がない場合は、emotional abuse(心理的虐待)にあたるわよ」

そして、Aさんの言葉にその場にいた全員が頷いてました。

私1人が不思議そうな顔してました

そんなバナナ

だって全然みんな載せてるやん‼︎

普通に、可愛いな〜と思って見てるけど⁉︎

家族写真はどうなんや？

鍵垢やったらいいんか？

本人の同意ったって、子供にSNSの危険性なんてわからんやん⁉︎

犯罪に巻き込まれる可能性を作り出すからとか？？

確かに、最近でこそ、小児性愛者のターゲットになることや、誘拐や写真の盗用とか、犯罪を防ぐために子供の顔は載せないって人は増えてるし、

乳児でも興奮する人がいるらしい

載せても、子供の顔の形が定まってくる未就学児まで、という方も増えてきてる。

載せない方がいいんやろなってことはわかるけど、虐待とは違うくないか？？？

もう頭の中、ハテナ❓でぐーるぐる

どんどんディスカッションは進んでいくので、これ以上追求はしませんでした。

帰り道で、夫にどう思うか聞いたところ、

さらっと、しかも速攻で

夫「虐待でしょ」

うっそぉ〜ん！

えっ⁉︎なんなん⁉︎

イギリスでは常識なん⁉︎

いや、でも会社の同僚や上司たちは、普通にSNSに写真あげてるぞ？　あっでも鍵垢なんかな？

ネットで色々調べてみると、

確かに、イギリスの警察のサイトにも「Digital domestic abuse(デジタルDV)」というのはあるんやけど、

本人の許可なくSNSやメールで情報を投稿したり、写真をあげる(リベンジポルノなど)とか。

「子供の写真を勝手にSNSにあげるのは違法ですか？」

「子供の友達の写真を勝手にSNSにあげるのは違法ですか？」

という質問の答えはどちらも

「違法じゃありません。でも犯罪防止の観点から、おすすめしません」でした。

違法じゃないんなら、やっぱり虐待じゃないのでは…？

でもあの時、みんな普通に同意してたんだよなぁ。

虐待じゃなくても、そう思う人がそれなりにいるってことなんやろな

自分達がもし養子を授かれることになったら、どうするか夫としっかり話し合わなきゃな。

メンタルがかなりやられるワークショップでしたが、色んな意味で良い勉強になりました

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