キュウソネコカミ
明日はいよいよメジャーデビュー10周年
おめでとうございます!
 
5人の心身が健やかでありますように
5人の創る音楽がこれからも一人でも多くの人の耳に届きますように
 
これからも自信をもって「ちょっと聞け耳貸せ…」のスタイルでいてください。
 
 
 


【ここに当日になったらお祝いの画像を貼りましたます◎】
 
 
 
この記事は1年くらい前に構想を温めていたものなのですが、投稿のタイミングを逃していたので記念日に合わせて体裁を整えて投稿します。
1年ほど期間が開いたのですが、印象や想いは変わっていないということもキュウソの魅力だね。
持続可能なキュウソネコカミに万歳!
 
 
 
 
 
 
「キュウソネコカミさんの魅力って何ですか?」
2023年7月
とある番組の取材をzoomで受けた。
 
番組製作者さんはこのブログにも目を通してくださっていたようで、いろいろと聞かせてほしいと。
とはいえ毎回書き散らかし状態で 私自身 毎回好きが更新されているし、追いついていない。笑
何を質問されてもスムーズに答えたいな思って、事前に数日掛けて、改めて作品を見直していた。

でも、全く端的に答えられなかった。
そして伝えたいことをお話できたかと思うと、追加で質問が来る
それが永遠に続く。笑
 
 
 
私は2022年夏 ギリコロナ禍のRUSH BALLからのキュウソ新規です。
邦ロックアーティストはsumika以外ほぼ知らなかったので、キュウソ特有のフロアの湧き上がり方に驚いた。
 
声出しが徐々に解禁になり始めた時期だった。
「コロナに武器を奪われた」と語るキュウソメンバー
でもそんなことを知らなかった私は、純粋に楽しかった。
そして、翌日以降キュウソばかり聞くようになる。
 
久しぶりのヤンキーこわいにセイヤさんが目を赤くしていたと後で聞いた。
その理由は、実際にキュウソのファンになってどんどん「本来のライブハウス」に戻ってきたのを体感して、やっと答え合わせが出来た。
よかったねと思うと同時に、武器を奪われた状態であんなに魅力的なパフォーマンスが出来たんだから、武器を取り戻した彼らは恐ろしいなと思った。(もちろんいい意味で)
 
 
ラシュボで驚いたのは先述の通りフロアの一体感だった。
私もほぼ予習なし・ライブ初見、そもそも初フェス、そしてその時は一人で後方で見ていた。
それでも自然と身体は動き、当たり前のように一緒に踊っていた。
後方だったからこその 壮観が、目の前にあった。
こんなにたくさんの人たちがキュウソネコカミのどこに心奪われているのかなと冷静に耳を立てる自分もいた。
そして気付く。
歌詞がすごい。
着眼点がすごいし、面白い。
翌日以降 歌詞を確認しながらいろんな作品を聴きこむことになり、大げさではなくすべての曲に「すごい」と思った。
痛快であり、こんなニッチなことをこんな風な切り口で展開できることがうらやましくもある。
セイヤさんは頭がいいんだろなとも思った。
 

……と、私は歌詞から入ったキュウソファンだと言えるので、まずは主に歌詞について、どうインタビューされても答えられるようにいろんなベクトルから紐解いていた。

「マイナスなことと向き合う→すごいエネルギー」
「向き合い、作品に残す→ネガティブにうちかっている」
 
このあたりが、私の思うキュウソの歌詞の核であり魅力であるなと。
(ひとりブレーンストーミングの走り書きなので、ひらがなだらけですみません)
 
 
いつかここの記事で書いたけど、私は新規ではあるけどキュウソの初期のネガティブナンバーが ものすごく好きです。
No Thinking
困った
音楽やめたい
このあたり、本当に聞いていて痛快。
 
まず、こんなにネガティブな感情を晒せるってすごいなと。
なおかつ、言葉のチョイスが的確。
全く同じ経験をしたことがあるわけではないけど共感できるのは、言葉と言い回しのセンスがずば抜けているからだと思う。
共感性羞恥?シンバシー?そういうのも感じやすい。
要は、親しみやすい。尖ってるのにね。
 
 
ネガティブなまま消えていたら ちょっと居た堪れないけれど、そういう作品をたくさん残しつつ武器を増やし続けて、キュウソは1・2年で消えてワロタどころか、メジャーデビュー10周年を迎える。
時に打ち克ち、時に乗り越えてきたのだろう。
そして今目の前にいるキュウソはカッケー。
このストーリーもまた、カッケーじゃないか。
 
(それを支えて来られたファンの方たちやスタッフ・サポメンのみなさんのお力も大きいと思います。
そして私も今、そのファンの一人なのだと思うと、胸が熱いし背筋伸びるしこれまでの歴史に感謝せずにはいられない。)
 
 
 
走り書きの中にもあるように、
ネガティブに打ち克つ「強さ」
ネガティブだからこそ(弱さを知っているからこそ)持てる「優しさ」
 
このあたりをぎゅっと作品にしたのが私飽きぬ私なのかなと思っている。
ネガティブの集大成とでも言い表せるかな。
 
コロナ禍の作品
2022年10月20日のSomethin'New(樋口大喜さんのラジオ番組)では、
セイヤさんが罹患中 真理と同時期に作ったのが私飽きぬ私だった
とお話されていた。
病床でとんでもない作品を作ってくれた。
まさに「打ち克っている」。
タクロウさん復活ライブで初披露してくれたこともまた、「打ち克ったんだな」と噛み締めた。
 
そしてフロアにも・聴く人にも、同じように「打ち克つ経験を」と手を差し伸べてくれている楽曲。
明るいメロディに「不安なんす」と叫ばせるなんて、なんて大胆なんだろう。
こんなこと他のアーティストはさせてくれないよ。
ライブハウスで声出して体動かしていろんなことを発散しろ!と煽ってくれる、それがそのまま曲になったんだなとも、時間を重ねるごとに実感している。
 
 
 
 
 
……
 
 
・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
歌詞についてだけでも、文字で書くだけでこの長さです。苦笑
 
インタビューではいろんなことに触れられたらと思ったけれど、一点掘り下げると長くなったのと、別のところでそんなに掘り下げる??という掘り下げ方をされてあっという間に時間になってしまった。
(その後いろいろと相談させていただき、諸般の事情により、オンエアには乗っていません)
 
 
キュウソは「ヤマサキセイヤの才能を一緒に形にしたいとメンバーが思い、その思いありきで作品が生み出されている」とどこかの記事で読んだ。
「作詞:ヤマサキセイヤ 作曲:キュウソネコカミ」
なのも、曲がその魅力をいかんなく発揮している要素だと思う。
一つの歌詞をベースにみんなでスタジオで掻き鳴らす
そのスタイルで長年曲を作ってきたとのこと。
 
どの楽器の音も隠れない豪華なサウンドもキュウソの魅力。
歌詞に目が行く私でも、キーボードがキラーチューンのキラー要素を大きく担っているのはすぐ分かったし、当初からキュウソのドラムは面白いなと唸りながら聴くことも多かった。
木原さんのファンになってベースの音に耳を傾けることが増えると これまた面白くて「タクロウさん、かなり面白い『base』を作ってこられたんだな」と感動した。
 
全員が主張しすぎるわけではなく、まずは核となるものがしっかりとしている
そしてその核を包むように、全員で音を差し出し合って一つの丸い作品を作っている。
(「丸い」という表現は概念で、尖っていたりプニプニだったりとバラエティ豊かなのは言うまでもない)
 
 
 
あーまた長くなった。
だから去年のうちにこの記事を書ききれなかったのです。笑
 
ちなみにざっくりと
 
〇歌詞の魅力
・ネガティブに打ち克つ
・ネガティブだからこそ優しい
 
〇曲の魅力
・全員で創る
・展開が豪華、ミュージカルみたい
 
〇メンバーの魅力
・知れば知るほど箱推し
 
〇ライブの魅力
・打ち克つ人たちだからこそ生み出すエネルギー
・ステージとフロアの対話
・台本がないからこその「LIVE」
 
こんな感じで記事の構成を考えていたのですが、上の方の太文字部分しか書けていません。
長く書けばいいってもんじゃないけど、いくらでも出てくるから恐ろしい。(仕事ができない人が言うやつ!!)
もう僕は限界で……何が正しいかわからない……
 
そして長く書けばいいってもんじゃないので、今日はここまでにしておきます。
来年も再来年もこの続きを書けたらいいな。
(え?そんなに先延ばしにするの??)
 
 
 
改めまして
 
キュウソネコカミの皆様
支えて来られた皆様
まもなくメジャーデビュー10周年
本当におめでとうございます!!
 
今日はトーク&ライブ
楽しみにしています!(家家家!)
 
 
 
 
 
 
Somethin’Newまとめ