2023.3.8
sumikaからの、2度目のお知らせの翌日

「一昨日より昨日のほうが穏やかな気持ちになれたと思っていたけど、昨日より今日のほうが辛い。」

と、私は朝からツイートしていた。

冷静にツイートしてるやん
だから自分は大丈夫
そう思いながらも、仕事に向かう道中涙が止まらなくなった。

何で私じゃなかったんだろう?
私一人いなくなっても、世界に影響はないのに。



私が初めてsumikaのライブに行った日から、この翌日で一年だった。

あの日、大好きな人が二人いた
今は、二人共いない
その事実に、ふと気が狂いそうになる。

隼之介さんのことに関しては、
まだ信じていないところがある。
オフィシャルの情報を信じていないのではないのです。
ただただ、わけがわからない。

こんなこと言ってもだから何?って言われるけど、隼之介さんのことが大好きです。
私より隼之介さんを好きな人
隼之介さんだけを好きな人
いっぱいいらっしゃる。
だからこんなこと言うとダサいけど、私は隼之介さんがとても好きなのです。

歴も浅いし、いろいろあって最近はsumikaを聴くのが怖いくらいだった。
だからこんな私が悲しいと思うのはもっと長いファンの方や雑念なくsumikaが好きな方に失礼なのではと思いもした。
でも、悲しいものは悲しいのだった。



sumikaってみんないいな
から
黒田さんいいな
に変わって
隼之介さんいいな
と募って

初めてライブで観た隼之介さんのフワフワとキラキラは言葉に言い難いものだった。
とにかく好きだった。
sumikaのライブで隼之介さんに会って、Simpleに浄化される感じは、清く心地よかった。
迷いなく隼之介さん一択だった。

だから何?って言われたらそこまでだけど、私なりに隼之介さんはとても特別な存在。

隼之介さん、
代わってあげたいよ。
なんで私は今普通に過ごしているのに
隼之介さんの名前はそこにないの?
バカバカしい世界。


何もかもに嫌気が差した。
そして、それでも、仕事の定刻15分前に会場入りする自分の真面目さと生きていることにはもっと嫌気が差した。






仕事の後は、夜、キュウソのライブがありました。
それは、sumikaからのお知らせ以降、初めてのライブでした。

もちろんキュウソは大好きだけど、正直気が進まなかった。
まず、自分は生きていて予定通りの日々を過ごしていることに後ろめたさを感じていた。
のうのうとしている感じが嫌だった。
実際のところ葛藤だらけだけど、でも目に見える範囲の私は、連続する日々を難なく過ごせてしまっている。

ちょっと、ライブに行くのが怖かった。
誰かを、何かを好きになるのがもう怖いと思った。

あとシンプルに、心が無気力。

予定通りライブに行けたとして、朝昼のテンションとライブ後のテンションの高低差で自己嫌悪に陥るのも目に見えて、怖かった。



へーん

しんっ!

言わずもがなこの日の服装の記録ですが、仕事モードからキュウソシャツ・そしてライブハウス仕様に髪型を変えても、顔が冴えなくて我ながらキツい。




ライブの予定時刻までカフェで原稿を書きながら、合間合間に行かないほうがいいのではないかと考えた。
普通行かないのはありえない。
出演者さんに失礼。
だけど、それ以上に自分がおかしくなってしまって迷惑をかけないかなど考えてしまった。

こんなことでsumikaやsumikaファンの方は後ろ指を指したりしないけど、私が勝手に後ろめたいというのもあった。
普通に過ごしているのが嫌だった。

何より、ライブに行くのが怖かった。
これ以上好きになるのが怖い。
でも結局、私はライブに行った。

タリーズの春限定カップのデザインにネズミを見つけて、最強だなぁと思った。
よく分からないけど。




年明けに一人
先日一人
二人失った悲しみに加え

実はついこの前日、経験したことのないレベルで凹む出来事にぶつかった。
これはなかなか、パンチが効いている。
年齢を重ねても、怖いし辛いし不快で嫌なもんは嫌だ。

それでも私は、これまで通り、キュウソが好きだと胸を張りたいと思った。
そのためには、今回行かないのはないなと思っていた。
胸張りたいから、いろんなことに押しつぶされるのではなく、ライブに行った方がいいと思った。







珍しく紙チケットを握りしめ、umeda TRADに向かう。

整番遅め。
集合も分散だったので、遅め。
ないと思うけどロッカーが埋まっているとマズイので、検索して近くのロッカーに入れました。
大きなドンキ・ホーテの入り口にて。

現地のロッカーは一律500円とのこと。
ここは数は少ないけれど、200.300.400円だったかな?
運良く200円ロッカーが空いていて、ラッキー。
軽装でそのまま新御堂筋を渡り、いざライブハウスへ。


到着したけれど、いつになく、周りを見回すのが怖かった。
同じ会場に沢山の友人がいるのはtwitterで知っていた。
いい人ぶっていると陰口を言われているらしいけど、私はキュウソのファンの皆さんのこともめちゃくちゃ好きです。
別にいい人ぶっているわけではなく。
でも、この日は誰に会うのも怖かった。
どんな顔したらいいのか分からなかったから。


そのまま、本当の意味で一人ぼっちで、会場に入る。


ここで、ナイスなダンディの先輩が見つけてくださって、何もなかったかのように挨拶してくださった。
それでホッとした。

この方はこの日の朝の時点でご心配のDMをくださっていたのです。
お礼を言えたらと思っていた。
お礼を言う間もなく、軽やかに笑顔で挨拶を交わしてくださり、またねと定位置に。
ありがたかった。

「そうこなくちゃ!」みたいに、私の立ち位置を褒めてくださった。
私は当たり前のように、セイヤさんの正面を位置取っていた。
選ばなかったらもう少し前に行けたけど、少し後ろになろうとも、セイヤさんの真正面の位置が私のこだわりみたい。
遠くても、視界良好。



その後ピンクのライトと昭和の名曲に包まれて、私は必死でソゴウさんのドラムセットを撮ろうとしていました。
一緒にはいないけれど、LINEやメッセージでリアルタイムで気にかけてくれたり、一緒にワクワクしようとしてくれたりする
そんな友人たちに届けたくて。
(もう少し写真の腕上げます。。。!泣)




そして。

キュウソが
セイヤさんが登場。
その瞬間、自分でもびっくりするくらい目の前の景色が鮮明になった。
視力上がったんかな?って思った。
驚いた。


これが答えなんだと思った。
とても悲しくて、とても嬉しかった。
今日私はここに来てよかったんだ。
悲しくて仕方なくて、
でも、嬉しかった。


年明け失った人のことも
昨日凹んだ出来事も
キュウソに
セイヤさんについていけば
きっといつかは何とかなる。
そう確信した。

ただ、隼之介さんのことは
一生背負い続ける悲しみだろう。
これに関しては、キュウソのライブに何度行っても変わらない。
辛いけど、まだ認めていないけど、でも、背負って行きたいなとも思っている。





ライブ後、ご挨拶させていただいた友人の皆さんは「キミちゃん下ネタ大丈夫だった?!」と、笑って話しかけてくださった。
「いい勉強になりました😂」と笑って応えた。

絶対sumikaのことに触れてこられない皆さんがお優しかった。
そんなに時間がなかったからだろうし、それくらいみなさんキュウソとどふろっくに夢中だった。
そして、いくらゆっくりお話しても多分そうだったと思う。
もうすでにずっとすごく心配をお掛けしていることは分かっている。



今日ほどの気持ちの不調なら、途中で帰るという選択肢もあるのかもしれないな、と、と思っていた。
でも、転換のタイミングでお会いしたい方とやっとお会いできた。
どぶろっくはとてつもなく素晴らしいパフォーマンスを見せてくださった。
会場の雰囲気もとても良かった。
たくさん笑わせてもらういい時間を頂いた。
びっくりするくらい、笑いに始まり笑いに終わるいい時間だった。
ただそれだけ、ただそれだけだよ。


2/23の時点で約束していた友人と合流、予定通りラーメンまで完走した。

新規すぎていろんなことを分かっていないままここまで来たと思う。
私なりに調べたり学んだり、聴いたり感じたりしながら過ごしてきたつもりだけど、無自覚に何か間違えているのが怖かった。

ラーメンを食べながら、そのあたりの抜けや欠けがないか先輩にいろいろお尋ねした。

店内のBGMがサンバっぽい音楽になると、それはもうどぶろっくに聴こえて笑えてきてしまった。






夜は、これまで通りレポを書いた。
これも、かなり考えた。
これからも考えると思うし、変えるかもしれない。
ただ、自分はキュウソが好きってだけなのだ。
そのあたりを含めて、冒頭の部分は加筆した。

その上で、今回はとにかく、レポを書くと決めた。

下ネタに頭を抱えながら書いた。笑
限界突破したレポは前回の記事へどうぞ。







腑に落ちなかったり、折り合いがつかなかったりするまま、それでも確信を得られる出来事も日々ある。
人生はまだまだ続く。