おはようございます。

基本人格&主人格のソフィです。

 

 

今回は、人気シリーズ人格対話の

「愛なんていらない!の正体」

その⑥の続きをお届けします。

 

 

 

 

〜前回の要約〜

 

 

 

ちかちゃんが、

我慢をやめられなかった

衝撃の真実。

 

 

それは、

ちかちゃんが

 

「自分が我慢していたら、

 いつか死んだお母さんが

 帰ってきてくれるかもしれない」

 

と健気に願っていたからでした。

 

 

 

そんなちかちゃんに、

さらかさんが、

お母さんが赦してくれるまで、

みんな(全人格)で謝ろうと

提案したところ、

 

 

 

ソフィが、

「ちかちゃんを叩くなら私を叩いて」

お母さんにお願いします。

 

ところが、勇人が、

「それは違うぞ」と

間に入ってきました。

 

 

 

 

今回は、

【勇人の覚醒】による無双タイム

となっています。

 

 

 

虐待の連鎖を止め、

母親の呪縛から解放されるために

必要な赦し約束とは?

 

 

虐待を受けた方も

虐待をしてしまうお母さん方も

必見です!

 

 

 

では、どうぞ。

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

勇人: ソフィ、それは違うぞ

 

ソ: ?

 

 

 

勇人(以下、ゆ):

 

   お前がちかちゃんの代わりに

   叩かれる必要なんて、

   これっぽっちもねぇぞ。

 

   ただ、その手を止めてやるだけで、いいんだ。

 

 

   

 

 

ソ: 、、、う、うん。

 

 

ゆ: なぁ、(ソフィの脳内の)母ちゃんよ、

 

      

   気持ちはわかるが、

   おめーのその手は   

   愛する我が子を叩くために

   存在しているわけじゃないんだよ。

 

 

 

   知ってっか?

 

 

 

   おめーのその手は

 

   泣いて許しを乞う娘を

   優しく抱きしめて、

  許してやるためにあるんだぜ

 

 

 

   もちろん、悪いことをしたなら、

   傷つくようなことを言ったのなら、

   謝るのは当然だ。

   

 

 

 

   だが、だからと言って、

   体罰を与えていいわけじゃない。

   泣いて謝っているなら、なおさらだ。

 

 

 

   母ちゃんなら、わかるよな?

 

 

   人間だから、

   間違えることも、

   やりすぎてしまうことも、

   言いすぎてしまうこともある。

 

 

 

   それは、ちかちゃんも、

   母ちゃんも、一緒なんだよ。

 

 

   人間である限り、

   完璧じゃないんだよ。

 

 

   人間だから、

   完璧じゃなくていいんだよ。

 

 

   俺らはその完璧じゃない不完全さを

   受け入れ、赦し、成長していくために

   生まれてきたんだよ。

 

 

   人間だから、

   いいところも悪いところもある。

 

 

   できないこともあれば、

   できることもある。

 

 

 

   わかるか?

 

 

 

   みんな同じ、

   「心」を持った人間なんだ。

 

 

   酷いことを言われたり

   痛いことをされたら、

   傷つく。

 

 

   だから、怒るし、悲しいし、

   もうやめてくれと思う。

 

 

 

   今、母ちゃんも、

   ちかちゃんも、

   一緒の気持ちなんだ。

 

 

 

   かあちゃんが傷ついた気持ちは、

   ちかちゃんに伝わってる。

 

 

 

 

   もう、十分、伝わってる。

 

 

 

 

   伝わってるんだよ

 

 

 

 

 

   わかるだろ?

 

 

 

   わからないなら、教えてやる。

 

 

 

   ちかちゃんは、

   お母さんにひどいことを言って、

   悪かったと言っている。

 

 

   もうしない、と謝っている。

 

 

 

   なのに、その手を止めないのは、

   どういうことだ?💢

 

 

 

   かあちゃんは、

   自分の娘を信じてやれねーのか?

 

 

   母親が、

   自分の娘を信じてやらねーで、

   誰が信じるんだ?

 

 

 

   もうしないと言ってることが、

   信じられないなら、

   指切りげんまんしたらいい。

 

   

   ちかちゃんと、おめーで、

 

   「おかあさんに、

    もう2度と、

    ひどいことしない」

 

   って、指を切って、

 

   約束したらいい。

 

 

 

   信じられない時は、

   指を切って、

   自分の心に誓うんだ。

 

   そうすれば、信じられる。

 

 

 

 

   そして、母ちゃんも

   約束してほしいことがある。

 

 

 

   それは「謝ったら、許す」

 

 

 

   ちかちゃんが、心から、謝ったら、

   痛い思いをさせてまで、

   懲らしめないこと。

 

 

 

   痛い思いをさせたからら、

   おめーの手も痛かったはずだ。

 

 

 

   実の娘が、泣いて謝ったら、

   それ以上、自分の大事な手を

   いじめる必要なんて、  

   どこにもないんだ。

 

 

 

   そうだろ?

 

 

 

   もし、それ以上、

   何かあるとしたら、

   それは、許しだ。

 

 

   俺が、叩きすぎたおめーを俺が許すから、

 

 

   だから、ちかちゃんを、

   許してやってくれよ。な?

 

 

 

 

   かあちゃんは、

   自分でもその手を止められなくて、

 

 

   

   どうしたらいいか、

   わからなかっただけだろ? 

 

 

 

 

   でも、もう、

   どうしたらいいかわからなくて、

   自分の辛い感情を子供にぶつける必要はない。

   

 

 

   もう、かあちゃんは、大丈夫だぞ。

 

 

 

   なぜなら、

   俺らが、母ちゃんの辛さを

   わかってやれるからだ。

 

 

 

   だからもう、おめーは、

   自分の娘に罰を与えなくても、

   ちかちゃんを許してやれる。

 

 

 

   なぜなら、俺が、

   おめーを許すからだ。

 

 

   俺が、

   お前に罰を与えなくとも、

   おめーを許すように、

 

 

   おめーも、

   これからは、謝ったら

   罰を与えなくても、

   ちかちゃんを許してやれ

 

 

   できるか?

 

 

   

 

ソフィ: (勇人すげぇ)

 

 

 

ゆ: これまでは、

   娘との仲直りの方法を、

   知らなかっただけだ。

 

 

   ごめんねと言いたくても

   言えなくて、苦しかったけど、

   ほんとうはやりすぎたことを

   謝りたかったはずだ。

 

 

 

   そうだろ?

 

 

 

   でも、もう、

   「叩くのをやめたくてもやめられない」

   「怒鳴るのをやめたくてもやめられない」

   そんな悪循環は、もう終わりにできる。

   

 

  

 なぜなら、俺たちが、

 かあちゃんを

 「助けに来た」からだ。

 

 

 

   今まではよ、

   誰にも自分を止めてもらえなくて

 

 

   誰にも自分を助けてもらえなくて

 

 

 

   愛する娘を叩いても、

   苦しみからちっとも救われなくて

   

 

 

   死にたくなるほど

   苦しかったよな?

 

 

 

 

   こんなに一人で

   苦しんできたのに、

   助けに来るのが、

   遅くなっちまって、

   悪かったな。

 

 

 

 

   おめーは、ちっとも悪くねぇ。

   ちかちゃんも、ちっとも悪くねぇ。

 

 

   だれも、悪い奴なんていねーんだよ。

 

 

 

   おめーは、

   本当は我が子を傷つけたくて

   傷つけているわけじゃない、

 

 

 

   俺は、それを信じてる

 

 

 

   ただ、

   自分の本当の辛い気持ちや、

   悲しい気持ちを

   健全に伝える方法

   知らなかっただけだ。

 

 

   

   それは、ちっとも

   恥ずかしいことじゃねぇ

 

 

 

   これから、ちかちゃんと、

   ゆっくり知っていけばいい。

 

 

 

 

   いいか、最初は、

   じっくり、ゆっくりだ

   いきなりやろうとする必要はない。

 

 

 

   料理だって、同じだろ。

 

 

   プロでもないのに、

   急いで早く

   強火で作ったら、

   焦がしちまう。

 

 

   はじめから出来るやつなんてだ。

 

 

   おまえたちの心が

   これ以上焦げたり、焼きついたり、

   痛い思いをしなくていいように、

   俺たちが支えるから、

 

 

 

   だから、

   これまでの自分を

   赦してやってくれよな?

 

 

 

   かあちゃんは、

   自分をずっと責めてきたはずだ。

   あるいは、ずっと

   他人に責められてきたはずだ。

 

 

 

   な?そうだろ?

 

 

 

   だから、

   自分を責めているように、

   他人に責められてきたように、

   娘のことも責めてしまう

 

 

 

 

   でも、本当は、

   それが、助けてって意味だってことも

   俺らは誰よりもわかってる。 


 

 

   母ちゃんは、

   ずっと、助けて欲しかった

 

 

   そうだよな?

 

 

   だから、俺らが、助けに来たんだよ。

 

 

   だからもう、

   子育てのこと、

   お金のこと、

   夫婦関係のこと、

 

 

   誰にも言えずに、一人で抱えて、

   悩み苦しむ必要はない

 

 

 

  いままで、

  よぉぉく、耐えてきたな。

   

 

 すげーぞ!!

 

 

 

   それもこれも、子供達のためだ。

   

 

 

   ほんとすげえよ。

 

 

 

   なのに、

   自分が子供のために、

 

   どれほど耐え忍んで

   一人で頑張っても

 

 

   その努力を誰にも

   認めてもらえなく、

   わかってもらえなくて

 

 

 

   本当に、本当に、辛かったよな?

 

 

 

   俺も男だから、

   「俺がやらなきゃ誰がやる!?」と

   一人で責任を背負ってしまう気持ち、わかるぞ。

 

 

 

   しかも、

   ずっと(ソフィの)父親(母の旦那)が

   頼りにならなかったせいで

 

   父親が本来背負うはずの分も、

   誰より責任を背負って、

 

 

 

  よぉぉぉく、

  頑張ってきた。

 

 

   えらいぞ

 

 

 

 

   そう言う意味で、

   お前は、おめーの母親

   (ソフィの祖母)の鏡だ。

 

 

 

   子育てを放棄して、

   一人で宗教に逃げたおめーの

   母親とは、大違いだ。

 

 

   おめーの爪の垢を

   おめーの母親に

   飲ませてやりたいくらいだぜ。

 

 

 

 

   それくらい、おめーは、

   よーく頑張ってきた

 

 

 

 

   でも、一人で頑張りすぎたよな?

 

 

 

   一人で頑張りすぎると、どうなるか、

 

 

 

   今回のことで、

   よーくわかっただろ?

 

 

 

   だから、もう、一人で頑張らなくていい。

 

 

 

   一人で頑張ったら、

   一人家族全員追い詰めちまう。

 

 

 

   だろ?

 

 

   だから、「助けて」って言ったらいいんだ。

 

 

 

   そしたら、愛する我が子を、

   ここまで

   追い詰める必要もなくなるんだぜ。

 

 

 

   いいか、これからは、

   「もう、自分を追い詰めない」

   「辛い時は助けを求める」と、

 

   約束してくれよ?

 

 

 

   それが、これからもおめーを

   支える必須条件だ。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらか: (勇人、たのもしいなぁ)

 

 

 

 

ゆ: ソフィ、(脳内の)母ちゃんは、

   なんて言ってるよ?

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

その⑧へつづく