昔から、人には当たり前にできることが、僕には途方もなく難しかった。
興味のある分野だけ極端に成績が突き抜けてて、あとは全部、下の下やし
すぐ物なくすし
毎日忘れ物するし
忘れ物せんようにとったメモなくすし
毎日掃除の時間まで給食食べてるし
机の中から記憶にない謎のもん山のように出てくるし
記憶にないパンの化石も出てくるし
放課後先生に用事頼まれて、使命感に胸を滾らせて颯爽と教室出て行ったはずやのに、気がついたらなんか家におるし
ランドセル学校に置きっぱなしやし
みんなが当たり前にやるべきことを当たり前に。これは確実に正しいし、僕だって、最低限これだけは人並みに、って頑張ってることもある。
先輩方に教えていただく、やるべきことも、多分全部正しい。
だってその先輩方が立派な大人やもん。俺もそんな立派な大人になりたくって、というよりならなきゃいけないとずっと思っていて。
今でも大人になりたいとは思うけどさ。めちゃくちゃ必死に食らいついた時期があったし、ちょっとずつ人並みに近づけてたかなって時期もあったけど
そうなるにはあまりに僕はポンコツすぎて一度壊れてしまった。
こんな風になってしまった理由があるんなら、こんな自分のまま輝ける方法ってのをみつけないと、おんなじようなことで苦しんでる人の希望になれないと僕は最近思っている。
なのでどうか、ポンコツに翼を。
翼を授けたいと思ってもらえるくらいのものを、まずは一点突破で磨いていきたいなっていう気持ちでいます。
よろしくお願いします。