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おはようございます
今日1月15日は、小正月なのですね。
江戸時代までは、小正月までの15日間が
正月に家々でお迎えしてまつる年神の
依り代=門松を
飾る松の内だったのですね。
徳川幕府の命で、この松の内は
1月7日の大正月までとされたのでした。
それと
2000年から成人の日は、
1月の第2 月曜日になりましたが
それまでは
1月15日は成人の日で、祝日でしたよね。
わたしなどは、成人の日というと
1月15日という方が馴染み深いですが、
歴史をひもとくと
かつては元服の儀を
小正月に行っていたからなのですね。
元服の儀は
成人になる儀式で、
奈良時代以降に行われた通過儀礼でした。
元服とは、
「頭に冠をつける」という意味です。
冠
烏帽子(えぼし)
近世では、月代を剃るだけで
済ませるようになりました。
大人の髪型=月代
公家の女子はの成人式は
裳着(もぎ)と言ったそうですが、
平安時代から戦国時代頃までは、
初潮を迎えた女性は袴のような
裳着(もぎ)を着る儀式を行い
それは結婚が許可される証だったのです。
行燈袴で馬に横乗りする女性 明治時代
髪もおさげから、結い髪になります。
けれど
元服は
小正月との関連がわかりずらいことと、
戦後の昭和では、都市化が進んで
小正月自体、
なじみの薄いものとなっていき、
それで2000年以降、
成人式は
1月15日が廃されたのでした。
小正月に飾る餅花
小正月の由来ですが
もともと日本では
一年で一番最初の満月(旧暦1月15日)を
年の始まりとしていたのですね。
そして明治時代に
暦が太陽暦に変わったあとも
それまでの名残りから
1月15日を小正月と呼び今に至るのです。
ややこしいですが
今年の旧暦の1月15日は
2月24日にあたります。
小正月は、豊作を祈願する日でもあり
女正月とも言って
女性の労をねぎらう地方もあるそうです。
そして
あずき粥を朝に食べると
厄払いになるそうです。
厄を払う色は、赤なのですね。
あずきのおかゆ ですか〜
なんだか美味しいように思えませんが〜
ではありますが、
風習にならい、深夜に作ってみました
うるち米がなかったので
餅米を
沸騰したら弱火でグツグツ
しばらくすると・・・
台所に
お米が炊ける
香ばしい匂いが充満してきました。
なんていい匂いなのでしょう。
土鍋のせいもあるのでしょうか。
食欲をそそる香りがします。
塩梅し、焼いたお餅を添えて
熱々の粥を、器によそりました。
おいしさにびっくり
騙されたと思って試してみてほしい
赤飯粥ですね
素朴で
それでいて贅沢リッチな味わいを
お楽しみください
二十一世紀の新生に
変わらぬ古き良き風流を生かし
生活をより豊かに彩たいですね。
本日もお付き合い賜りまして
ありがとうございました
今日もよき一日をお過ごしくださいね
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KIMIÉ