ご訪問、ありがとうございます
本日もよろしくお願いします
昨日は
台所の大きすぎる戸棚を
10センチ強、移動しました。
この左のが戸棚です。
これは今、
左右の扉をスライドさせて閉めてる状態。
大型テレビボードなんですね。
それを食器棚に
「見立て」て、使ってるのです。
見立て
というのは
40年近く前、華道家の故・栗崎昇さんに
京都の吉兆に招待してもらったときのこと
四条河原町の店のウインドウを見て
これは見立てだよと、
教えてもらったのです。
詳しいことは覚えてないのですが、
たとえばですが、
茶碗を花器に使っているとか、
香炉を花器にしているとか、
本来の用途ではなく
その人のアイディア、工夫で
別の使い方をして、
ますますそのものを生かしていること。
このとき、栗崎さんが言った「見立て」
この言葉がわたしの中に
今でもずっと残っているのです。
パモウナとか、カリモクとか
いろいろとよさそうな食器棚は
たくさんあると思うのですが、
わたしは
食器棚っぽくない、というのも変ですが
生活臭のない生活大好き人間なので
栗崎さんに教えていただいた「見立て」
その考え方、捉え方、大切にしてます。
それで、最初に話を戻しますが、
なぜ
この大型食器入れを移動させたかというと
大きいせいもあって、
これまでこのスペースが狭くて狭くて
動きにくくて
それをずっと我慢していたのです。
というのも
キッチンに行くのに
居間を通っていたからなのですが、
今回、居間とキッチンを隔てているドアを
開かなくして、
その代わりに
和室を通るようにしたのです。
キッチンへの専用廊下がないために
起こっておる不便なのですが。
わかりにくいことご説明しているので
申し訳ないのですが、
なにはともあれ
もう15センチほど
食器棚とシンクとの距離を
広げられるように配置換えしたのです。
それで昨日は、姉に手伝ってもらい、
男性でも全然動かせない重さの棚を
後ろに下げたのでした。
梃子(てこ)で、数ミリ持ち上げ、
そこにすかさず、表面がスルスルした紙を
挟み込みました。
それで力いっぱい押したら、
アラ〜、動くではありませんか?
動かす前には
食器類等は取り出しておきましたよ。
こ〜んな感じ
左上の茶色の木枠は、2段チェストで
それも棚にはめ込んでます。
手前の箱みたいなのは、キャビネット
これも食器棚に入れ込んでます。
さあ、動かせましたので
これらを再びセッティング
取り掛かります。
漆器類は今回、
引き出しの中に入れました。
台所は
油が気付かないところまで飛んでるので
表面がベタつくのでそうしました。
その代わりに
磁器や陶器など
日常で多用する食器類を
棚に並べました。
それから
シルバーのカトラリーは
引き出しの中です。
銀は酸化して黒ずむので
なるべく空気に触れないほうがいいです。
使わないもの、古くなったものは
思い切って整理しました。
けれども鍋類、
40年以上使ってます。
まったく買い替えてないです。
拭き掃除をしつつ
夕方、終了となりました。
今日は、タイル屋貼りの竹田さんが
大理石を切りに来てくれるので、
水道取り付けがまだだったために
残したシンクまわりも、完成します。
でも、お勝手って、
手入れするところ多すぎで
まだまだ終わりそうにありません。
楽しいDIYは続行です
最後までお目通し賜り、
ありがとうございました。
あなたに、なんらかのかたちで
お役立ちの情報となるといいのですが
あなたに
幸せが
たくさん降りそそぎますように
KIMIÉ