新年あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になりました
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます
令和6年、2024年がはじまりました。
あなたはどのような朝をお迎えですか
昨年は
ウクライナ戦争、イスラエル戦争、
ベネズエラ危機、台湾有事と
戦争と戦争危機に明け暮れた一年でした。
今年は
アメリカ大統領選挙が控えています。
さらなるカオスが予想されます。
日本政府はアメリカに連動した政治が
はかられるので、
これまでの覇権国家アメリカの動向は
見逃されるものではありません。
それと7月には新札きりかえもありますね。
経済は上向きになると予想されていますが
実際、どのような年になるのでしょうか。
今や忘れられた英国の歴史学者
アーノルド・J・トインビーの主張に
つい先日、出会ったのですが、
滅亡する民族の3つの共通点を述べていて
自国の歴史を忘れた民族は滅びる
すべての価値を物やお金に置き換え
心の価値を見失った民族は滅びる
理想を失った民族は滅びる
というものですが、
とても重要に思えたのです。
それでというわけではないのですが、
「ローマ帝国の滅亡」1964年
アカデミー賞8部門にノミネート
「クォ・ヴァディス」1951年
どちらも歴史スペクタクル大作で
ちょうど先日に観たのですが、
わたしたちもこの時代と変わらず
「パンとサーカス」を与えられ
本質を見定めることが
しにくい中で生きています。
でも忘れてはいけないと
改めて思ったのでした。
肯定と批判の目を、
両側面を見る目を養わないといけないと
なんですか、元旦早々から
楽しいお話ができませんでしたが、
だからこそ、夢を取り戻したい
今年こそ
そうしたことを
元日の早朝に思った次第です。
さて
今は午前3時をとうに回りましたが
早朝に井戸から汲んだ水には
月の特別の力が反映していると考えられて
神事の水にはこの水＝
若返りの
若水、変若水（おちみず）が
使われました。
その後、朝儀が廃れ、
元旦の早朝に初水をくむ風習が
民間にも定着しました。
年が改まるごとに絶えずなにかが若返る
時も、所も、そこを訪れた人も若返る
と思われて、
元日の朝に初めて汲む水＝若水は
邪気を除くと信じられ、
神棚に供えた後、その水で年神への供物や
家族の食事を作ったり、
口をすすいだり、茶を立てたりしました。
元旦の早朝
まだ人に会わないうちに汲みに行き
もし人に会っても口をききませんが、
若水を汲むときは
「黄金の水を汲みます」など
縁起のよい言葉を唱えました。
月読命（ツクヨミノミコト）
日本神話の月の神ツクヨミも
変若水の信仰に関わりを持っていて
ツクヨミは『萬葉集』の中で
若返りの霊水「をち水」を持つ者として
詠まれています。
そして
月にかわり
初日の出が
日本でいち早く見えるのは
人が居住していない島南鳥島で5時27分
富士山 山頂(標高3776m)で6時42分
オホーツク海に面した
宗谷岬の初日の出
（2007年1月1日、北海道稚内市）
令和六年、2024年は
いい年にしたいですね
今年一年の
あなたとお身内のご清福を
心の平和をお祈りいたします。
あなたに
幸せが
たくさん降りそそぎますように
KIMIÉ