真行寺君枝

 

 


 

オールインワンジェルクリーム

ディオティマ

 

 

ディオティマ・オールインワンジェルクリーム

 

 

桜となでしこが秘める

 

類まれなる植物のパワー

 

 

えもいわれぬダマスクローズの香りが

 

あなたの肌を神秘のベールで包みます

 

オールシーズン用

 

 

株式会社うつくしく

 

 

 

 

 

 

おはようございます

 

本日もよろしくお願いします。

 

 

____

 

 

 

今年も残すところ一週間ほどですが

 

あなたは

 

23年前の

 

12月30日から31日未明かけておきた

 

世田谷一家殺害事件を

 

覚えていらっしゃいますか。

 

 

 

あまりの惨さに

 

日本中の人々が驚愕した事件でした。

 

 

 

わたしは、この事件で亡くなられたお母様

 

泰子さんとは

 

高校の同級生で、3年間、

 

同じ教室で学んだ仲だったので、

 

 

本当に仰天しました・・・。

 

 

 

泰子さんは聡明な方で、3年間、

 

学級長を務め、

 

大柄で早口で

 

「お姉ちゃま」というフレーズを

 

いつも口にしていました。

 

 

その声と姿を今もはっきり覚えています。



はからずも


そのお姉さまの入江杏(仮名)さんとは

 

20数年前に出版社の春秋社を通して

 

出会わせていただきました。

 

 

 

おなじ時期にわたしも春秋社から

 

半生記を上梓したのがきっかけで

 

 

春秋社社長の神田明さんと担当者と一緒に

 

杏さんの講演会を聴講しに行ったのです。

 

 

入江杏著『この悲しみの意味を知ることができるなら』

 


 

杏さんの略歴ですが、

 

 

国際基督教大学卒業し、ご結婚後は

 

ご主人の仕事で英国に移住されました。

 

 

英国の大学で教鞭もとり、

 

10年に近い海外生活ののち

 

帰国されたのですが、

 

 

 

帰国後まもなく

 

世田谷一家殺害事件がおこったのです。

 

 

その後は、犯罪被害からの回復と自助と

 

 

家族・友人など大切な人を亡くして

 

大きな悲嘆に襲われている人へのサポート

 

グリーフケアに取り組みながら、

 

 

絵本創作と読み聞かせ活動に

 

従事していらっしゃいました。

 

 

 

 

この悲しみの意味を知ることができるなら

 

このご著書には

 

 

平凡だがあたたかな暮らしが


ある日突然、根底から揺るがされたとき


人は何を思い、どう生きるのか?

 



事件直後の悪夢の日々とその後の道のりを

 

7年の沈黙を破って語ったものです。

 



喪失の悲しみ、自責の念、

 

未解決の恐怖と焦りを心の内に抱えながら

 

 

警察・メディアへの対応、

 

無責任な好奇の目を向ける世間との闘いを

 

余儀なくされた一人の女性が、

 

その壮絶な歳月の果てに見出したもの

 

 

 

それは、

 

それでも人生を肯定して生きたいという、

 

生への希求、幸福への意志

 



人間の底知れない悪意に打ちのめされ、

 

それでも

 

人としての

 

尊厳と誇りを賭けて歩んでこられた

 

魂の再生への道のりが綴られています。

 

 

 

毎年、年末に活動の一環として

 

講演会を催されていたので

 

参加をさせていただいていましたが、

 

 

 

その間に突如、

 

最愛のご主人が帰らぬ人となって、

 

 

葬儀では杏さんの啜り泣く声が

 

会場にずっと響いていて

 

 

なんという運命かと

 

本当に痛ましく思いました。

 

 

ご長男がいらしたことは

 

そうした苦境の中における

 

唯一の支えになったことでしょう。

 

 

__

 

 

この事件では泰子さんのお母様が

 

第一発見者でした。

 

 

その後、失明されたと

 

どこかの記事で読んだ覚えがあります。

 

 

我が身より可愛い子とその孫の殺害現場を

 

見たのです。

 

 

この世のものとは思ない光景を目にし

 

それをはっきりと見たその目が

 

失明したのです。

 

 

なげかわしく

 

沈痛な思いを感じずにはいられません。

 

 

 

それにいたしましても

 

わたしが一番辛く思いますのは

 

 

ご主人様、

 

それに幼い幼いにいなちゃん、礼くん

 

そして泰子さんが

 

どのような痛みを恐怖を感じたか・・・

 

 

 

それは想像を絶することでしたでしょうね

 

 

 

 

先日も

 

成城警察署の前を通りかかりましたが、

 

 

この事件の加害者の証拠品と特長が

 

今も正面玄関の前に掲げられています。

 

 

 

ネットでは統一教会が関わっていたとか

 

犯人は日本人ではないなど

 

さまざまなことが掲載されていますが

 

 

一日も早い犯人逮捕を待ち望みます。

 

 

それには誰もの脳裏から

 

この事件を風化させてはなりません。

 

 

 

人が人を殺すような行為が

 

この世から消える日を

 

願わずにはいられません。

 

 

 

人の命は地球より重い

 

この言葉は、'

 

 

77年の日航機ハイジャック事件で

 

人質を救出するために

 

収監中の容疑者を

 

超法規的に釈放した際に、

 

 

福田元首相が発言したことで

 

広く使われるようになりました。

 

 

わたしはこの言葉に

 

今年、初めて出あいましたが、

 

 

 

命に変わるものは

 

他に何があるでしょうか。

 

何もないのです。

 

 

それを改めて、胸に刻みたいと思います。

 

 

最後までお目通しを賜り、

 

ありがとうございました

 

 

 

あなたに

 

幸せが

 

たくさん降りそそぎますように

 

 

KIMIÉ