真行寺君枝

 

 


 

オールインワンジェルクリーム

ディオティマ

 

 

ディオティマ・オールインワンジェルクリーム

 

 

桜となでしこが秘める

 

類まれなる植物のパワー

 

 

えもいわれぬダマスクローズの香りが

 

あなたの肌を神秘のベールで包みます

 

オールシーズン用

 

 

株式会社うつくしく

 

 

 

 

 

 

おはようございます

 

本日もよろしくお願いします。

 

 

 

 

幽玄の気分に浸って

 

能を観てきました。



今年はこれが最初で最後の観能です。

船弁慶を宝生能楽堂で観たのですが、



宝生能楽堂

水道橋の宝生能楽堂



あなたはお能、好きですか?
 

 

 

あのゆったりとした間は、

 

敬意と厳粛さの表れなのだそうですが

 

 


昨夜は眠くて眠くて

 

ちょっと厳しかったです。

 

 

 

 

事前に謡(うたい)の現代語訳を

 

しっかり読んで行ったので、

 

内容は分かっていたのですが、

 

 

静御前の舞が眠くて・・。



船弁慶では

 

義経を子供が演じるのですね。

 

舞台で長い間、

 

身じろぎせずに座っているのは

 

相当な訓練の賜物です。

 

 

 

能には子供が演者として加わる演目が

 

いくつもあります。

 

 

 

また今までは

 

男性しか出演しませんでしたが、

 

最近は女性がシテ(主役)を演じることも

 

ありますね。

 

 

 

 

船弁慶は非常に上演回数の多い演目

 

ということはそれだけ人気があり、

 

分かりやすい内容なので

 

ストーリーを簡単に

 

 

 

葛飾北斎の画

共に葛飾北斎

 

上:「白拍子姿の静御前」肉筆画

下:「摂州大物浦平家怨霊顕る図」版画

 

 

 

 

源義経は平家追討に功績をあげ

 

忠実な態度を示したにもかかわらず、

 

兄の頼朝に疑惑を持たれ

 

鎌倉方から追われる身となります。

 

 

 

摂津の大物浦の港に至り

 

弁慶は進言しました。

 

 

 

女の身で困難な道のりを

 

これ以上進むことは難しいため

 

同行してきた愛妾の静御前を

 

京の都へ帰すことにするのです。

 

 

 

別れを悲しむ静は

 

烏帽子を着して最後の酒宴で

 

 

義経の境遇を慰めつつ前途を祈念し

 

再会を願って舞い謡います。

 

 

けれども途中で頭飾りが落ちてしまい

 

不吉な予感が・・・

 

 

 

静との別れを惜しみ、

 

出発をためらう義経に、

 

弁慶は強引に船出を命じ、

 

 



瀬戸内海へと漕ぎ出した一行の船。

 

 

ところが、風雨は次第に激しさを増し

 

嵐に遭い立ち往生します。

 

 

辺りはただならぬ雰囲気となり、

 

 

 

そのとき、行く手の海上に

 

壇ノ浦で滅亡した平家一門の亡霊が現れ

 

 

総大将・平知盛(後シテ)が

 

 

義経を海底に沈めようと、

 

薙刀を振りかざして襲いかかります。

 


 

このとき弁慶は、

 

怨霊を倒す唯一の方法は

 

祈りであることを悟って数珠をもみ、

 

五大尊明王に懸命に祈祷します。

 

 

 

とうとうその祈りの力によって嵐は静まり

 

 

明け方に怨霊は沖のかなたに消え、

 

あとには白波ばかりが残るのでした。




ストーリー展開とともに

 

お囃子も激しさを増すその中で

 



静御前と

 

鬼に身をやつした平知盛

 

この二役を

 

シテが演じ分けるのが見ものです。

 


それにともなって

 

 

演者の心持ちや

 

衣装もさることながら


能面が重要な要素になりますよね。



女の能面

 

女の能面

 

女の能面



鬼の能面

般若(2本の角を持つ鬼女)などの形相

 



古代の演劇は

マスクをかぶっていました。

 

 

特に古代ギリシアがそうですが、

 

それは

何役もかけもったからなのですね。




日本の場合は

どうしてなのでしょうか?




能の美は幽玄の表現です。

 

 

これは

日本文化の基層をなす理念の一つ。



芸能に限らず、文芸、建築、絵画など

日本のさまざまな芸術領域で重視され



それにしたがって、

 

能においては

表情変化や、

顔の衰えの醜さを隠すことが

求められたためともいわれています。



能面
弱法師と少女

 




神仏、天人、仙人、草木の精、

鬼神、亡霊など


超人間的な存在は面を付けます。


 その存在が、人間としての

仮の姿で現れる場合も付けます。



能面

 

 

金目、見開いてます!

 

 

能面




能は、

 

室町幕府三代将軍 足利義満の庇護を受け、

 

観阿弥世阿弥の親子が大成しました。

 

 

 

 

義満は

 

西園寺公経の別邸を譲り受けて

 

1398年、豪華な山荘として完成させたのが

 

金閣寺(鹿苑寺)で、

 

北山文化を開花させました。

 

 

 

南北朝合一を果たし、

 

有力守護大名の勢力を押さえて

 

幕府権力を確立させ、

 

室町時代の政治・経済・文化の最盛期を

 

築いた人物です。 

 

 

 

 

 

翁の能面

式三番(翁の古称)は祝言の曲

 

 

 

山姥の能面

山姥

 

 

 

こうして見てみると

 

子供の頃には怖かった能面ですが、

 

 

顔、面には

 

気持ちが現れるものですが

 

それが如実に表現されていて見事ですね。

 

 

 

 

能面

 

 

 

素顔を掘り出し

 

能面

 

化粧を施して心を隠す

 

 

 

昨夜の観能は、睡魔との戦いでしたが

 

というのもその前夜も出かけたりして

 

 

 

それでもやっぱり

 

 

幽玄の世界

 

その美しさに

 

心は魅せられ

 

 

日常ではない異空間へと誘われる

 

 

それがたまらなく・・・

 

 

 

夜の皇居のお堀

皇居のお堀に夜景が映って

これもまた美しかったです

 

 

 

最後までお付き合いを賜り

 

ありがとうございました。

 

 

 

あなたに

 

幸せが

 

たくさん降りそそぎますように

 

 

KIMIÉ