おはようございます
本日もよろしくお願いします。
うちの場合、
庭と言えるのかどうか分かりません。
車を止めたら殆どスペースありません。
木は、
塀の内側に沿って
僅かに植えれるだけなのです。
それでも先日、物置を処分し、
昨日は、
先先代のブルーちゃんと
先代の花ちゃんのお墓を作りました。
スコップで穴掘りから
これは前にあった藤の木の根っこですが、
これ以外にも、直径7〜8cmの桜の根っ子
枝ではありません、根っ子がです。
そんな凄いのがこんな所まで来てました。
地下で太いネットワークを
張り巡らしているのだなぁ
と思いつつ、道路や塀、
大丈夫かしらと心配にもなりました。
ポリでないコンクリの汚水槽だと
壊れてしまいます。
桜のある家は
経験したくないけど経験してしまいます。
さあ、香川から届いた
しだれ白梅を植樹しましょう。
しだれ白梅の苗木です。
もう、花の芽はいくつも出ています。
前に白梅を枯らしてしまったのですが
原因は定かではありませんが、
庭師は日当たりと言ってました。
梅は日当たり、好むようですね。
今回は南面に向けて植えたので
うまく育って欲しいです。
でも小さく育てようと思っているので、
剪定が追いつくかしら。
あなたは梅の花はお好きですか。
虎屋にも
「夜の梅」という羊羹がありますが
梅の花は夜、暗くてその姿は見えなくても
その芳しい香りが漂うので
存在がわかるのですね。
わたしも
梅の香に魅せられてしまった一人です。
あの清らかで高貴な香りを比べるものは
ほかにどのような花があるでしょうか。
万葉集で一番多く詠まれた花は
秋の萩ですが、 次に多いのは春の梅です。
この頃の梅はみな、白梅です。
万葉集の時代に輸入された新しい花で、
貴族や学者が熱狂した花でした。
令和の元号も、万葉集からの出典で
727年（聖武天皇の御代）
太宰府の長官に左遷された大伴旅人邸の宴
その席で
白梅を愛で詠み合った歌会からでした。
それは
梅の宴をはじめにあたっての
旅人の「序」、
その言葉からとられたのでした。
初春の令月にして気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす
現代の言葉にすると
新春のよき月、
空気は美しく風はやわらかに、
梅は
鏡の前で装う白粉のように白く咲き、
蘭は
身を飾った後のように香りをくゆらす
そうそう、
こんな愛らしい歌もあって、
この宴で詠まれ32首の最後を飾ってます。
霞立つ 長き春日を插頭（かざ）せれど
いやなつかしき 梅の花かも
小野氏淡理（小野田守）
霞が立つ長い春の日、
髪飾りにしていると
ますます心ひかれる梅の花ですね
白梅とその香りを、いにしえの世では
とても貴（とおと）んだのですね。
左のモニュメントは
金属製のオブジェですが、
台座を製作中なのです。
骨子になる木箱は作ったのですが、
上に貼る大理石が届いたら
白華現象を起こしていたので送り返し、
検品後の品を送るように手配しました。
白華現象というのは
表面に発生する炭酸カルシウムの結晶物。
浮き上がり白い花のように見えることから
白華現象といわれています。
これが厄介なのです。
それでひとまず、
オブジェだけ地面においたのです。
それとタカショーのライトを配線して
設置しました。
玄関にも施していますが、
なかなか気に入っているのです。
設置している間に
全部一斉にパッと点灯しました
もう夕刻になってしまいました。
灯篭と石の間にも
それから勝手口も
石蕗（つわぶき）も咲きました。
ブルーちゃん、花ちゃん
仲良くね
秋も大詰
どうぞ善き日々をお過ごしください
ありがとうございました。
あなたの両手いっぱいに
幸せがふりそそぎますよう
KIMIÉ