晩夏のみぎり
おはようございます
今週もよろしくお願いします
晩夏のみぎり
裏庭で
蟋蟀(こおろぎ)が鳴きはじめました。
あら、蟋蟀でなく鶯だったわ
虫籠でなく、鳥籠だったわ
ずっと大和虫籠が欲しくて
思いを募らせているせいで
勘違いしてました。
勝手に思い込み、
違うものをそこに見ているのですから
記憶というものは当てになりませんね。
鈴虫の音色も冴える
こういう大和虫籠、欲しい
この絵は、掛け軸だったのですが、
寸法が床間に合わなかったので
畳の部屋のドアに貼ってるのです。
虫の声に風情を感じるのは
日本人であることのあかし
秋まだ遠く、
厳しい残暑が続いているようでも
時は止むことなく流れているのですね。
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれいづる月の 影のさやけさ
左京大夫顕輔
(さきょうのだいぶあきすけ)
新古今和歌集
秋風が吹いて、
たなびいている雲の切れ間から
もれ出てくる月の光は、
なんと明るく澄んでいることでしょう
と、左京大夫顕輔(藤原顕輔)は
詠みました。
きっと
一瞬さしこんだ月の光の美しさを
永遠にどどめておきたかったのですね。
秋は一年の中でも
もっとも月を愛でる季節ですね。
あれよあれよという間に
野分(のわき)が吹き抜け、
その音に驚かされる時節が
到来しているのでしょうね。
右部分
左部分
夏の終わりの昨日は
先日より仕立てていた
絽の帯地を使用した服、
仕上げました。
裏地:白のシルクサテン
ネックラインは
スラッシュド・ネック
針一本、手縫
季節の移ろいを愛でつつ
お健やかな日々をお過ごしください
KIMIÉ
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本気で美人になることを望むなら
手探りを繰り返すより
その道に精通した人に習うのが
一番の近道です。
健康美でエレガンス
キミエ・メソッド
あなたの美のパートナー
KIMIÉ