本日、時間の記念日です
おはようございます
本日もよろしくお願いします
6月10日の今日は
時の記念日
時間を尊重し、
生活の改善や合理化を進める目的で、
1920年(大正9)に設定されたそうです。
671年4月25日に天智天皇が
「漏刻」と呼ばれる水時計を建造して、
はじめて太鼓や鐘の音で
時刻を人々に知らせたという
日本書紀の言い伝えに基づきます。
その日を現在の太陽暦に換算すると
6月10日なのでした。
それにしても時間というものは
実に不可思議
きっとあなたも
そう思っていらっしゃると思うのですが
16世紀末~17世紀初
オックスフォード ボドリアン図書館蔵
室町時代に成立したお伽草子に
浦島太郎のお話しがあるけれど、
あの物語、なぜ存在してるのか
何を伝えているのか、わたしには
子供の頃からわかりませんでした。
3年を過ごした竜宮城から戻ると
300年も経っていた。。。
この摩訶不思議なお話し、
知らない日本人はいません。
日本人に浸透し続けているその理由、
いったいなんなのか
青木繁「わだつみのいろこの宮」1907
重要文化財 アーティゾン美術館蔵
玉手箱、そして煙
その解釈に適当なものがありません。
浦島太郎はという名は中世からのもので
それまでは
水江 浦島子の伝説として
丹波国風土記 (714年)
日本書紀 (720年)
万葉集 (800年)に
記録されていたのです。
飛鳥時代の漢詩に優れた貴族の
伊余部 馬養(いよべ の うまかい)が
民間伝承を記録、
あるいは書いた、とされています。
この話では
竜宮城に誘われるのではなく、
辿り着くのは蓬莱(とこよのくに)。
蓬莱山は、
中国における不老不死の理想郷で、
道教の神仙思想から産まれたものです。
ときは5世紀、
島子が一人船で海に出ると
3日間、魚は釣れずに亀が取れました。
この亀が、島子が船で寝ている間に
美女に変化していたのです。
そして
女の住む海上の島・蓬山(とこよ)を
訪れ、島子は歓待されました。
3年が経ち、里心のついた島子に、
女は
再開を望むらな決して開けてはならない
玉匣(たまくしげ 箱)を授け見送ります。
島子は郷里に着くと
家族の消息はありません。。。
水江の浦の島子という人が、
300年前に失踪したと伝わる、
と教えられました。。。
そうして約束を忘れて
箱を開けると、
何か美しい姿が雲をともなって
天上に飛び去って行きました。
島子は女と再会できなくなったことを
悟るのでした。。。
といった逸文です。
さて
浦島さんのお話から
ウラシマ効果と名付けられた現象を
あなたはご存知ですか。
これは
相対性理論で、
高速で動く物体は
寿命が長くなる
=時間の進み方が遅くなる
という効果です。
たとえば
宇宙船に乗ったあなたが
光速に近い速度で宇宙旅行をして
数年後に帰ってきた場合、
地球では1000年が経過していた、
というような現象のことです。
ニュートン『プリンキピア』第2版
自身が手書きで修正を加えたもの
ケンブリッジ トリニティカレッジ
ミソサザイ図書館所蔵
ニュートンが1672年
王立協会に贈呈した2番目の
反射望遠鏡のレプリカ
アイザック・ニュートン(1642-1727)
なので
時間はニュートンが考えた
全てに共通する絶対時間、では
なかったのです。
時間は相対的だったのです。
ウィリアム・ブレイク『ニュートン』
薄暗い海底で、ニュートンが
コンパスで物質世界の解明を試みている
科学万能主義への批判
アインシュタインは言いました。
時間の流れは均一ではないよ
時間も空間も一人一人違うよ
と。
そして
運動が光の速さに達すると
時間は止まるよ
と。
宇宙全体に共通な「今」は存在しない
ということになります
なんか
時間って、ただ物ではなさそう
そして
時間の概念は
これからも変わるのでしょうね。
すでに
時間は存在しない
とも研究されています。。。
ということですが、
あなた様は
どうぞ有意義で楽しい
不可逆的な時間をお過ごしくださいね
あなたにとって
よき日となりますように
ありがとうございました
KIMIÉ
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