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9月9日(金曜日)より

9月25日(日曜日)まで

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次回をお待ちください

 

 

 

 

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ソクラテスの弁明

 

 

おはようございます

 

 

金曜日

 

本日もよろしくお願いしますハート

 

 

 

 

昨日はソクラテスの命日でした。



その死を

書きはじめさせていただきました。




ソクラテス像
ギリシアのオリジナルのローマのコピー
バチカン美術館 BC4世紀
 

 

 


500人の市民陪審員の理解を得られず、

死刑の判決が下されたところまで

記しましたが、




陪審員の偏見を

なだめる機会が与えられても、

死刑を回避するためであっても、

 



自身の誠実さを譲らなかったために



ソクラテスは死を求刑されたのです。



それはどんなことだったか、

もう少し伝えさせてください。



それは



死を突きつけられても


決して己の信念を挫かなかった人の


真実です。




それは

 


2400年の時空を超えて

 

今日に伝わる話です。

 

 

 

 



ソクラテスの弁明

 

 

 

895年に書かれた、現存する最古の中世の写本

『ソクラテスの弁明』

現存する最古の写本  895年

 

 

 


ソクラテスは言いました。



神から受けたと信じ、※


愛智者として

他者を吟味する立場を


死を恐れて放棄することはできない。



死が何かを知る者などいないのに、

死を恐れることは

賢者を気取るに等しい。



蓄財・名声・栄誉ばかりを考え、

智見・真理・霊魂を

善くすることを考えないのは

 

恥辱である。



身体・財産よりも霊魂の完成を顧み、

徳からこそ富や善きものが生じる。


放免されようがされまいが、

わたしの姿勢は一切変わらない。




このように述べた結果、


陪審員は

ソクラテスに死刑を宣告したのです。



・・・



※「神から受けたと信じ」

とありますが、



これは

ソクラテスが

神によって授けられた神託のことです。



ソクラテスは

このお告げをまっとうすることに

人生を捧げたのです。




古代の世界では

神託や呪術が

国の存命をかける決定から

人の営みのすべてを決定していました。



日本でも

卑弥呼の存在が知られているように。



魏志倭人伝の原文の抜粋
卑弥呼の名が記載されている

中国の歴史書『三国志』中の

魏志倭人伝(原文の抜粋)

 

 



古代ギリシアの神託所は

現在の占いのような

簡単な形式ではありませんでした。


神聖な神託を受けるには

身を清め、日を何日も要したのです。




神の言葉を伝える巫女も

命懸けの仕事で、精神をすり減らし、

長生きはできなかったそうです。

 

 


『デルフォイの巫女』ミケランジェロ システィーナ礼拝堂1509年
デルフォイの巫女ミケランジェロ
バチカン宮殿 システィーナ礼拝堂 1509




ソクラテスの神託というのは



友人のカイレポンが

アポロン神殿で受けた神託です。

 

 

 



古代デルフォイの想像図19世紀

アポロン神殿を中心とした

古代デルフォイの想像図  19世紀

 

 

 

 

ディレッタンティ協会員を描いた画

英国貴族・紳士による

古代ギリシアやローマ美術の研究

ディレッタンティ協会

1766年 デルフォイへの研究遠征を組織





カイレポンは

「ソクラテスよりも知者はいますか」

 

アポロン神に尋ねたのです。



そして


神のことばを聴き取り伝える巫女は


いかなる者も


ソクラテスより賢い者はいない


と答えたのです。




これを聞いたソクラテスは驚きました。



神は嘘偽りを言うはずがありません。


けれども自身はそれに値しないと。



そこでアテナイの知者といわれる人を

くまなく訪ね、問答を交わしたのです。




そして結論に至りました。



知者といわれる人は皆、

自分はなんでも知っていると

知恵を誇りました。



けれども

何事をも知り尽くしているのは

神をおいて他にない・・


わたしは自分が

 

無知であることを知っている。


わたしがアテナイの誰よりも

知者であるとするなら、



それは

自分が無知であると自覚している



この自覚が

他の誰より知恵があるということで



神はこのことにおいて


ソクラテス以上の知者はいないと


言ったのだと。



これが有名な「無知の知」です。





・・・





判決を受けたソクラテスは言いました。



有罪をまぬがれるために

いかなる言動もいとわない姿勢が

欠如していたと考えるだろうが、



わたしに言わせれば

厚顔、無恥、迎合の不足である。




いかなる危険を前にしても

賎民のように振る舞うべきではないと

信じていたし、後悔はない。




死をまぬがれることは

 

困難ではないのだ。


死をまぬがれるより悪をまぬがれる方が

はるかに困難なのである。




悪は死よりも早く駆ける。


老年のわたしは死に追いつかれ、


有罪と断じた者は悪に追いつかれたのだ


と。

 

 

 

そしてさらにソクラテスは言うのです。



死は一種の幸福であるという希望

 

 

それには

 

以下の理由もある。



死は純然たる虚無への回帰か、


生まれ変わり、あの世への霊魂移転かの


いずれかである。




前者ならば、

 

死は感覚の消失で、

夢一つ見ない眠りに等しいものであり、

驚嘆すべき利得である。




後者ならば、

ヘシオドス、ホメロス、オデュッセウス

また、英雄の魂が住むより高い場所へ

移行するのだから幸福である。





善人に対しては生前にも死後にも

いかなる禍害も起こり得ない

神々も決してそうした彼を忘れない



それを

真理と認め


楽しき希望を以て

死と向き合うことが必要なのだ。




したがって

わたしは

告発者や有罪宣告をした人々にも、

少しも憤りを抱いてはいない。




・・・




古代ギリシアの哲学者は

」を魂の墓場

」を魂の解放と考えました。




なぜかというと、



生きて、その身を養うことには

大変な苦労がともないます。



食べさせ、住まわせ、着せて

病になればその養生と回復に取り組み、

何かにつけて

常に身を守るのにいとまがありません。




ギリシアの哲学では

人間は

心と体という二元から成り立っていると

考えました。





それなので

肉体という墓場に閉じ込められた魂は

善を積んで

 



神々の住む本来の場所に早く戻ること、

それこそが最善と考えたのです。






19世紀フランスの詩人で軍事貴族の子孫

ヴィニーの詩に、

わたしは同じ思いを感じとります。


今日はそれで締めくくることに

 

いたしましょう。

 

 

 

 

・・・

 



おお 聖なる死よ

 

お前に呼び戻されて

すべてが還ってくる


そして

お前に抱かれて消えてゆく


星を散りばめた お前の胸に

 

お前の子供たちを集めよ



時と数と空間から

我々を解放してくれ


生のために損なわれた安息を

我々に返してくれ




・・・



こうして

ソクラテスは鉄の足枷をはめられ

牢獄に捕えられたのです。




この続きはまた明日

 

 

本日も

 

ありがとうございました。

 

 

 

キラキラあなたにとって

 

ステキな金曜日となりますように

 

 

 

 

KIMIÉ

 

 

 

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真行寺君枝

 

女優&モデルのテクニックを使った

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主宰   

真行寺君枝

 

 

女性の美しさは

その人の魂の真の美しさ

愛情のこもったケア、情熱によって

時とともに増していくもの

 

ー オードリー・ヘップバーン ー