女優＆モデルのテクニックを使った
ビューティーメソッド
ベストクオリティーな
美人に変身する美容術
9月9日(金曜日)より
9月25日(日曜日)まで
無料相談終了しました
次回をお待ちください
録音スタジオでした
一昨日に続き、
昨日も録音スタジオでした
くりぃむしちゅーさん司会の
フジTV火曜夜7時「今夜はナゾトレ」
サブだしでした。
内容が高尚になってるワ〜
わたしの担当箇所を録音するのに
コーナー毎に
ディレクターは変わるんですが、
こちらの身は一つなので
わたしは
３時間ぶっ続けになっちゃうんですね。
休憩をとってもらえばいいのですが
大丈夫
なんて
わたしも強気の対応しちゃうんで
終わって帰宅すると結構へたへたです
と言いつつも
桜が美しい時節でしょ
柄の長い高枝剪定ばさみを持ち出し
2階のバルコニーから身を乗り出して
枝を2本切り落とし、
生けてみました。
一年に一回のご褒美です。
この先は、枝の剪定と
秋以降は、落ち葉を毎朝、塀の外まで
掃かないとなりませんものね。
刹那の喜び、賜りました。
姉が
ルナちゃん、ルナちゃん
お部屋に桜が咲いたわよ、見てご覧
と
呼びかけてます。
わたしは部屋に戻って
川端康成の
『美しい日本の私』を読みました。
ストックホルムの
スエーデン・アカデミーで行われた
ノーベル文学賞の授賞記念講演です。
内容は、芸術観・文化論です。
ノーベル賞受賞には
高弟ともいわれる三島由紀夫の
尽力もあったようですね。
数年前、とうとう三島邸を探して
見に行ってしまいました
三島作品はある程度読みましたが、
川端作品は初めてです。
『美しい日本の私』という題名、
宗教者や政治家がインスパイアされて
自身の著書タイトルに付けていますが
ご多分に洩れずわたしも
これはやっぱり読んでおかなきゃ、と
思った次第です。
角川ソフィア文庫なのですが
目次は
美へのまなざし
花は眠らない
美について
美しい日本の私
秋の野に
女人なれども
夕日野
ほろびぬ美
美の存在と発見
日本文学の美
日本美の発展
鳶の舞う西空
戦争を経て
同人雑記
平和を守るために
私の考え
東西文化の架橋
日本文化を思う
末期の眼
純粋の声
紫外線雑言
日本の母
「日本の母」を訪ねて
哀愁
思い出すともなく
水晶の数珠など
春
となってます。
なので収録の３つ目なのですが、
まあ最初から
読み始めるじゃないですか
「美へのまなざし」の項の
花は眠らない
今日はその内容をかいつまんで
記してみますね。
心に響いたので・・・
ときどき、
とんでもないことを不思議に思う。
昨日、熱海の宿に着くと、
床の花とは別に海棠(かいどう)の花を
持ってきてくれた。
春の花、海棠
つかれているので早く寝た。
夜なかの四時に目が覚めた。
海棠の花は眠っていなかった。(略)
たいていの花は昼夜咲き通しである。
花は眠らない。わかりきったことだが、
初めてはっきりそう気がついて、
夜なかの四時に海棠の花を眺めていると
なお美しく感じられた。
命いっぱいに開いている、
せつない美しさが感じられた。
花は眠らないと、わかりきったことも、
ふと花を新しく見る機縁となった。
自然の美は限りがない。
しかし人間の美には限りがある。(略)
人間の美を感じる能力は、時代とともに
進むものでもないし、
年齢につれて加わるものでもない。
君枝考：あっ、これは、加わります。
山水画などの枯れた寂(さび)の美しさは
幼な子には理解が及びません。
范寛「渓山行旅図」10世紀
20世紀末、米雑誌『ライフ』企画の
“この1000年で最も重要な功績を残した
世界の人物100人” 59位にランクイン。
これは東洋の画家としては最高の順位。
一輪の花が美しいならば、
生きていようと、
私はつぶやく時もある。
(略) 美に出合うことである。
親しむことである。
その重なりの訓練であるが、
しかし例えばただ一つの古美術品が、
美の啓示となり、
美の開眼となることは実に多い。
それが一輪の花でもよいわけだ。(略)
床の一輪ざしの花を見て、
これと同じ花が自然に咲いている時、
このようによく見ただろうかと、
私は考えてみることがある。(略)
また、床に花をいけ、
その上に花の絵をかけたとする。
ほんとうの花に美しさの劣らぬ絵は、
無論そうはない。(略)
花の絵が美しくても、ほんとうの花の
美しさはなお引き立つ。しかし私たちは
花の絵を念入りに見るようには、
ふだんほんとうの花を
ていねいに見ないで過ごしている。
(略) 去年の暮れ近く、
私は京都で夕焼けを見て、
長次郎の
赤楽の色にそっくりだと思った。
(略) 京都でほんとうの空から茶碗を
思い出したわけであった。
(略) 自然はいつも美しい。
しかし、その美しさは、ある時、
ある人が見るだけなのであろう。
花が眠らないと気付いたのも、
宿屋にひとりいる私が、夜なかの四時に
目をさましたからかもしれない。
入手してから指定された品も含め
3点の国宝を所持していた川端の
審美眼に迫ったエッセーでしたね。
これを読み、
思い出したことがありました。
子を授かりたいと願っていたころ、
温泉には子を宿す力があると聞いて、
松の茶屋に宿泊したことがありました。
翌日
床の間の花を生け替えてください
と
なんとも傲慢な客の言いに、
粋を尽くしたもてなしで定評の
宿の御上は、
はっと気付かされたかのような
振る舞いを見せて
恥ずかしげに頷き、涙ぐんだのです。
一期一会の
主人と客との出会いがありました。
室町三井家12代三井高大・姿子
夫妻によって設立され、
国の登録有形文化財に指定された
住宅兼旅館「松の茶屋」。
料理は魯山人の器に盛り付けられます。
川端康成も訪れる宿でした。
その超一流旅館に
だからこそ、言えるわがままです。
この箱根の旅を終えた後に、
わたしはようやく念願の子を
授かることが叶いました。
さあ
それでは明日は、
「美しい日本の私」
あなたと
ご一緒に、読み進めたいと思います。
ありがとうございました。
KIMIÉ拝
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本気で美人になることを望むなら
手探りを繰り返すより
その道に精通した人に習うのが
一番の近道です。
健康美でエレガンス
キミエ・メソッド
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KIMIÉ
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主宰
真行寺君枝
女性の美しさは
その人の魂の真の美しさ
愛情のこもったケア、情熱によって
時とともに増していくもの
ー オードリー・ヘップバーン ー