ひな祭り
明日は、ひな祭りですね。
ちらし寿司でも作ろうかな
と思いますが、
今日は
ひな祭りの由来を
お話しさせていただきます
女子のお祭りですものね、
歳を重ねて幾つになっても
なんとなく、うれしいものです
三月三日、
上巳 (じょうし)の節句を
祝うようになったのは・・・
江戸時代までには一般にも浸透し
定着したようです。
江戸の後期には、京都で
有職雛(ゆうそくびな)と呼ばれる
平安装束のひな人形が現れたそうです。
江戸では
天皇・皇后の姿に似せた一対の
ひな人形を内裏雛と言いますが、
目が水晶やガラス玉の写実的なものを
人形師の原舟月が
古代のひなを参考に考案し、
それを古代雛って言うそうです。
娘たちと一緒に祭りに参加する香淳皇后 1940年
今はどうなんでしょう。
やっぱり女の子はそろえるのかしら
女の子は物心ついた頃から
一番欲しいものは、人形なのです
母性というものが
その頃には早くも芽生えているんです
幼い頃、
どれ程 人形が欲しかったかしれません
3歳の時、祖母が買ってくれたのですが
あんなにも嬉しかったこと
いまだにありません
今もその人形には毎朝、ごあいさつ
キスしてます
もう60歳なのに、全然老けないの。
あゆみちゃんと申します。
さて
女子のお祭りで、人形のお祭り
世界に同じような祭りはあるのかしら。
と思い調べたところ、
インドの戦いの女神ドゥルガーに
敬意を表した
女性が主役の9日間のお祭り
ナヴラトリを見つけました。
人形をひな壇に飾る共通点もあります。
でも
イメージは随分と異なるようですね。
ということで
世界に唯一無二の日本のひな祭りは
いつ頃どのように発祥したのでしょう。
日本には古代から
禊(みそぎ)や祓(はらい)の儀式が
存在しましたが、
ひな祭りに絡めて言うと
そのときには
形代(かたしろ)と呼ばれる
身代わりの人形(ひとがた)の
天児(あまがつ)や
這子(ほうこ)を
使いました。
これらは幼児のお守りでもありましたが
みそぎや祓えでは、
形代でからだを撫でて、災いを移し
紙で作ったそれを川に流しました。
ひな祭りの元となるこの流しびなは
いまも行事として
京都下鴨神社では行われています。
よいめぐり合わせを得た結婚が
できるようにとの願いを込め、
結婚式の場面を表したひな人形
子どもの健やかな成長と幸せを、
無病息災を祈ったひな祭り。
ひな祭りは、桃の節句ともいいますが
桃には厄除け、魔除け、長寿をもたらす
力があるといわれています。
昔は旧暦でしたから、3月3日は
桃の花の咲く時期だったのですね
平安時代には、
宮中では女の子は、ままごととして
ひいなあそびをしていました。
ひいなとは人形のことですね
このように
みそぎの風習とひいなあそびが習合して
ひな祭りになっていきましたが、
ひな祭りの呼び名は
桃の結句 以外に、もうひとつあり、
それが上巳(じょうし)の節句です
上巳とは
3月最初の巳(み)の日のことです。
中国では漢(周とも)の時代から
上巳の節句の行事がありました。
この日には
水辺で禊をし、からだを清めたのです。
これが日本に伝えられ、
日本の祓えと ひいなあそびへ
発展したと考えられています。
なぜ、
12干支の6番目の巳の日かというと
蛇は脱皮して生まれ変わるので
穢れを祓い清めるとされたんです。
それは
春を寿ぐ
厄祓いだったのですね。
そこから
盃を水に流す風流な遊びともなり
曲水の宴が催されるようになりました。
庭園に作った曲がりくねった
小川に沿って、参会者が座ります。
そこに流されてきた杯が、
自分の前を通り過ぎないうちに
詩歌をよみ、
その杯を取って酒を飲んでから、
杯を次へ流すのです。
中でも、東晋王朝の時代の353年に、
書聖と称された王羲之(おうぎし)が
蘭亭という場所で開いたものが有名で、
そのようすを蘭亭序という文章に
まとめています。
王羲之による真跡は伝存しませんが、
拓本や模本が今に伝えられています。
政治家でもあった書家の王羲之は、
書字に留まらず
文才にも秀でた芸術家でした。
小野道風、藤原佐理、藤原行成に
代表される
平安時代の和様の
書の様式・上代様に影響を与えました。
紀元前から行われていたこの遊宴は
平安時代に伝わって年中行事となり
宮中や公卿の邸で上巳の日に
催されるようになりました
上巳の日は
魏晉以後、日付を固定して
3月3日となりました。
このような融合をみながら
いまに続く
日本独自のひな祭りができたのです
さて
いかがでしたでしょうか。
文化は深いですねステキですね
この趣 絶やしたくないですね。
そうだわ、あとで
ちらし寿司の材料を買いに行きましょ。
食文化もまた生活に大いに彩りを添える
大事ですものね
KIMIÉ
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KIMIÉ