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次回をお待ちください
今日は、世界社会正義の日
今日、2月20日は
「世界社会正義の日」だそうですね
貧困、排除、ジェンダーの不平等、
失業、人権、社会的保護などに取り組み
公平な社会の実現のため、
社会正義を促進する必要性を
認識する日なのだそうです
これを定めたのは国連です。
国連とは、
国際連合のこと
誰もがご存知ですよね。
けれど
世界大戦のときの
枢軸国に対する連合国のことだと
知っている人は、少ないです。
この国連の前身は、
国際連盟でした。
1920年に国際連盟は正式に発足し、
当初は日本も参加していました。
けれども
満州からの撤退が求められて
日本は脱退しました
その後
第二次世界大戦が勃発
この大戦を防げなかった国際連盟は
反省を踏まえて
国連（国際連合）を
1945年に創設しました。
日本は
1956年に、加盟国となりました。
けれども
常任理事国ではありません。
さて
「世界社会正義の日」に
話を戻しますね。
社会正義の必要性の主題の一つに
地球市民権というものがあります。
この地球市民権とは、
どういう意味でしょうか
それは
政治的な境界や地理を超えて、
より広い世界の一員として
「2番目の場所」を持ちましょうという
考え方や思想のことです
世界全体の
哲学と感性をもった
世界の一員で
あることを指針としています
この用語が
一般的に用いられている例は、
世界市民や
コスモポリタンで
同じ意味です。
そうそう、
自分のことを
コスモポリタンと称した最初の人物は
紀元前5世紀のディオゲネスでしたね。
何も持たない自由を実践し、
樽（たる）を住まいとした人です。
ディオゲネスは
人間と言える人間、
正直な人を探すために
日光の下 ランプに火をつけ
街を徘徊しました。
お前は誰だ
と聞かれると
ディオゲネスは
わたしはコスモポリタンだと
答えました。
ディオゲネスの仲間は犬で、
それは
厳格な存在を強調する彼のシニック哲学
の象徴でもありました。
シニックとは
ギリシア語でキニコス、犬のようなの意
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
ラファエロ「アテナイの学堂」
その中央下に描かれたディオゲネス。
ただ一つの持ち物の
コップを投げ捨るディオゲネス
アレクサンダー大王との話は
とても有名ですね。
「イッソスの戦い」
左 アレクサンドロス 右 ダレイオス3世
愛馬ブケパロスに騎乗した
アレクサンドロス（モザイク画 拡大図）
ある日
ディオゲネスが朝日を浴びていると、
アレクサンダーは哲学者に会えて興奮し
彼に何か願いはないかと尋ねました。
その申し出にディオゲネスは、
日光を遮らないでいただきたい
と答えました。
アレクサンダーは
「わたしがアレクサンダーでなければ
ディオゲネスになりたい」
と
もらしたと伝えられています。
また
アレクサンダーは哲学者が人骨の山に
注意深く目を凝らしているを見ました。
ディオゲネスは
「あなたの父上の骨を探していますが
奴隷の骨と区別できない」
と説明したと言われています。
こうした彼も
もとは銀行家で、彼の父から受け継いで
手伝っていました。
または
造幣局長だったとも言われています。
しかしスキャンダルに巻き込まれて
都市国家を追放されたのでした。
そして
奴隷として売られたこともありました。
古代から現代まで、
ディオゲネスの個性は
彫刻家や画家に強く訴えてきました。
古代の胸像は、バチカン、ルーブル、
国会議事堂の博物館に存在します。
ディオゲネスとアレクサンダーの会話は
古代ローマのヴィラ・アルバーニの
大理石のレリーフに表されています。
ヴィラ・アルバーニ
さて・・・
国連と世界経済フォーラムは
SDGs達成に向け
戦略的パートナーシップを
締結していますが、
もしかして
ディオゲネスという
何も所有しない人物
そうした存在が
世界経済フォーラムが進める未来世界
あなたは何も所有しなくなる
そして幸せになる
のソースマテリアルなのでしょうか？
それは
支配者層との対極的な乖離なのでは
混乱してきました
わたしには
とても理解が及ばないようです・・
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真行寺君枝
女性の美しさは
その人の魂の真の美しさ
愛情のこもったケア、情熱によって
時とともに増していくもの
ー オードリー・ヘップバーン ー