☆セレンディピティの日
本日28日は
日本では
セレンディピティの日なんですって。
わたしは
この言葉
京都大学教授の片井修先生に
先生の共著を戴いて知ったの。
15年くらい前だったカナ。
片井先生と京都で待ち合わせして
関西外語大学に
劇団クセックの前衛劇を
観に行ったことが懐かしいです
セレンディピティは
ステキな偶然に出会ったり、
予想外のものを発見すること。
また、何かを探しているときに
探しているものとは別の
価値があるものを偶然見つけること。
ふとした偶然をきっかけに、
幸運をつかみ取ること。
なんてステキなワードでしょう
これは造語ですが、
1754年の1月28日に
ホレス・ウォルポールが
初めてこの単語を使った日なのですね
そんなに古くからだったんだー
初代英国首相の末息子ホレスは
政治家で貴族で、
『オトラント城奇譚』の
作者としても有名です。
オトラント城の表紙 第3版
これは
最初のゴシック小説と みなされてます。
ホレスは副題に
ゴシックという言葉をつけました、
ゴシック ストーリーと。
『オトラント城奇譚』
1794年のドイツ語版の挿絵
幽霊の出る城を舞台にしたこの小説は、
中世と恐怖を融合させたスタイルで、
それ以来、今日に至るまで
この形式は ずっと続いています。
この本の美学は、
現代の
ゴシック本、映画、アート、音楽
そしてゴスのサブカルチャーを
形作ってきました。
それは
中世のゴシック様式を再現した、
自邸 「ストロベリー・ヒル」で見た
悪夢に 触発されて書かれたのです。
ストロベリー・ヒル・ハウス
ゴシック・リバイバルは
英国人に 中世へのあこがれをかき立て、
ゴシック趣味の流行に
決定的な影響を与えたのです。
この新たなゴシックは
18、19世紀の視覚文化を生みました。
たとえば
ピクチャレスク
それは
絵のように美しい
壮大な
峻厳な
廃墟など
美的概念を生んだの
チボリからのローマ カンパーニャの眺め
夕方
クロード・ロラン作 1644–5年
これ、まさにロランと同じ場所、イヤン
風景 写ってないないけど
うれしくって、貼っちゃった
ティンターン修道院の内陣と交差点
東の窓の方を見る
ターナー作 1794 年
そして
電気が発見されて
グングン展開し
ファンタスマゴリアを生み出します。
1770 年の煙に隠された
魔法のランタンの投影の図解
ファンタスマゴリアは、
走馬灯のように
次々に変わっていく情景で
幻想的表現
幽霊などを動かして大当たりしました。
スクリーンの背後から映写する、
写し絵に似ています。
これ、イギリスで大当たり
パリにも伝わり
セーヌの両岸は、
当時こんな見せ物シアターで
いっぱいだったそうです
でもでも
ホレス・ウォルポールの中で
セレンディピティー と
ゴシックは
どう つながったのかしら
どちらにも
ロマン主義
そして
夢が
ひそんで る・・・かな・・
この辺りは
今度ゆっくり
セレンディピティから
横道にソレちゃいましたね。
でも今日は
偶然の幸運と出会う日よ
あなたに降り注ぐ予感してます
KIMIÉ
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本気で美人になることを望むなら
手探りを繰り返すより
その道に精通した人に習うのが
一番の近道です。
健康美でエレガンス
キミエ・メソッド
あなたの美のパートナー
KIMIÉ