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エステティックというと、
エステティックサロン、エステのことで
リラクゼーションを伴う美顔術や、
全身美容のことですよね。
西洋圏のスパにあたります。
西欧でエステティックスというと
美学を意味します。
このブログのテーマですね。
それなので
ちょっとややこしいと思うのですが 、
あなた様のご理解、賜りたく
どうぞ
一読してやってください
美学は
美の本質や原理の研究です。
さかのぼればプラトンに始まりました。
我らがプラトン先生
プラトン哲学の中心概念はイデアです。
イデアは
そのものを、
そのものたらしめているもの
これではなんだかわかりませんね。
平たく言うと
根底の本質。
普遍的、真髄にあたるものです。
たとえば
美
この、美のイデアは
上に当てはめてみると
↓
美を
美たらしめているもの
となりますよね。
すなわち美の本性、正体のことです。
これを欠いたら
美と言えないよ、というもの。
美人、健康美、美術、美景、美談、
様式美、甘美、美しい花、美しい心
↑
美の付く言葉、あげてみました。
それぞれの美に、
共通して在るものって、な〜んだ
世の中には、たくさんの美があります。
でも
美のコアって
全部に共通するもので、一つですよね。
このように美は様々なところに存在
美それ自体は、一つのものです。
これはどういうことかというと、
美と言えるさまざまな事物はあれど、
美という一つの概念を分け持っている、
分有しているわけですよね
ですから
イデアとは、
さまざまな物質や物事を
成り立たせているその根拠です。
真の実在、言い換えることもできます。
じゃあそれって、なんだ
イデアって、なんなんだ
はっきり言ってみよ
と、お思いになったよね。
プラトンは
その答えを明確に断定してません。
それを重箱の隅を突くように
完全に突き詰めていくのが哲学です。
一点の誤りも残さぬところまで
考え抜いて答えを導くのが哲学です。
でも
気持ち悪いでしょ。
はっきり言って
スッキリさせて欲しいでしょ。
だから、答え教えちゃう
プラトンは言ってないけど
KIMIÉが答えちゃう
答えはこれっだ
真理と善
さて
西洋で美学が学問として確立したのは
18世紀のことでした。
ドイツで
カントやヘーゲルによって築かれました
けれども、
その前身には
美学(1750年)
バウムガルテンさんが
美学という題名の本を出版したことが
発端なのです。
カントは自分の講義に
バウムガルテン著『形而上学』を
形而上学は
神や精神など
目には見えず、
本当に実在するのかしないのか
人智では知ることのできないものを
探る学問です。
星の王子さまのサンテグジュペリも
言ってましたよね。
本当に大切なものは目には見えない
って。
他にも
形而上学は
宇宙や世界、
人間や物質などを存在させている
原理や理由を、
思索により見い出そうとする試みです。
カントの場合は
美は
快不快の感情に基づくと思惟しました。
ヘーゲルは
自然美よりも芸術美は優れている
と言いました。
18世紀、
啓蒙の時代という新たな息吹は
精神の解放を求め、
感性重視へ傾倒しはじめていきました。
啓蒙運動を the Enlightenment と
言いますが、
文字が表す通り
それは輝かしい光の発明の時代でした。
自然哲学者で錬金術師だったニュートン
当時は科学という言葉はなく、
科学と哲学に区別はありませんでした。
サイエンスはラテン語の
スキエンティア(知識)から派生
ニュートンが『光学』を刊行し、
照明用のガス灯の誕生も18世紀です。
バウムガルテン著
『AESTHETICA』(エステティカ)
の
その意味は、『感性学』です。
エステティカという言葉は、
古代ギリシア語由来のラテン語です。
プラトン以来、
哲学者は
美を理性による認識として
研究していたのです。
古典美学は
美の本質を問う形而上学で、
普遍的 美の理念を追求するものでした。
これに対してバウムガルテンは、
「感性的認識の学」の意味づけで
エステティカという言葉を用いました。
それ以降の近代美学は、
感性的認識によって捉えられる
現象としての
「美的なもの」が、
対象とされるようになります。
この美的なものは
理念として追求される美では
ありません。
飽くまで
意識や感覚に映じる美でした。
そして
「美的なもの」を探求する方向は、
19世紀後半から経験主義
と結び付きます。
それは、
ややもすれば
理論上の空論に過ぎない思弁から、
自己の経験や実践という
実際に観察可能な具体化を
重視するようになっていったのです。
そして
現在の美学は
芸術学、芸術哲学が主となっています。
すなわち
美とは芸術
ゆえに
「美しいものは芸術」
と言い換えることができます。
けれども
現代におけるアートは、
美しいか美しくないかという基準に
収まるものではなくなっていきました。
この時代の流れは
誰にも止めることはできなかったに
違いありませんが、
その先駆となったのは
マルセル・デュシャンでした。
デュシャンの 3 人の兄弟
左からマルセル・デュシャン、
ジャック・ヴィロン、
レイモン・デュシャン=ヴィヨン
彼こそ
美の破壊者で
美の概念を叩き壊し
新たなコンセプトを創造した
革命家でした。
この続きは明日ね
お願いしまっす
KIMIÉ
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本気で美人になることを望むなら
手探りを繰り返すより
その道に精通した人に習うのが
一番の近道です。
健康美でエレガンス
キミエ・メソッド
あなたの美のパートナー
KIMIÉ