女優＆モデルのテクニックを使った
ビューティーメソッド
ベストクオリティーな
美人に変身する美容術
近日開講
東京の片隅からこんにちは 
今朝は4時に起きたのですが、
窓の外に
薄いブルーとピンクのグラデーションの
東の空に、細い銀の月が輝いていて、
宝石のように本当に美しかったです。
「写真には映らないだろうな」
と思いながら
階下へ降り 庭に出て、
バラの剪定をしました。
満開の後、早めに切るのです。
少し寂しくも残念でもあるのですが。
母へ手向け
居間にも
猫娘ルナちゃんの食卓にも一輪ネ
空も月も花も
誰もが美しいと感じますが、
その
美とは、一体
どういうものなのでしょう？
たとえば
あなたは、
美しい人、
と問われたら、誰を想像しますか？
顔の造作を
一番に思い浮かべると
思うのですが、
顔はその人の履歴書ですものね。
でも
顔だけではありませんよね。
姿が美しい
面影が美しい
心が美しい
などなどありますが、
「美しい」というのは
人だけじゃなくて、
色々な物や事にもありますよね。
冒頭、花は美しいと言いましたが、
美しい地球
美しい絵
美しい行い
などなど
私たちは本当に様々な物事に
美を感じます。
そもそも
「美しい」
または
「美」
とは、
一体どういうことなのでしょうか？
美の正体は？
本日はその答えを、
2500年前のギリシアに生きた
プラトンに
お尋ねしたいと思います。
アカデメイア（プラトンの私塾）用に
制作された肖像の模写 BC370年頃
プラトンの
最も中心的な概念というか
根本用語は、
イデアなんです。
イデア？？？
それ、なんですか～
というお声が聞こえてきたような・・
イデアを知れば、
あなたも
プラトン通！になっちゃいます。
やっぱり
2500年間も受け継がれてきた思想は、
知るべき由縁があるのではないかと。
しばしお付き合いください。
至って簡潔に！
イデアというのは、
その物や事の
本質、根拠のことなんです。
たとえば
机のイデア とか 人間のイデアとか
勇気のイデアとか 正義のイデアとか
限りがないのですが、
今は
美について考えているので
「美のイデア」というものを
すこし考えてみたいと思います。
美は、
いろいろな物や事にくっ付いて付随して
そのものを
「美」たらしめてるわけですよね。
言い方を変えると
美しい
いろいろなものは、
美のイデアを
分有しているので
美しい、といえます。
ややこしい物言い、ごめんネ 
永遠普遍の美の概念、
それは
美の
本質であり、根拠となるもので
それがあるということですね。
それじゃあ、
その普遍の本質、根拠は
何ですか？というと、
プラトンは明確な答えを出しては
いないんです（な〜んだ） 
でも
だからこそ
美の真髄、
美の真の実在となる
美のイデアを、
古代から現代まで
哲学者は探求し続けてきました。
それが
美学（エステティクス）で、
美の形而上学です。
形而上学を
ひらた〜く言うと、
ものの背後にあって、
目では見ることのできないもの
や
存在、精神、超越的なものを
考えることです。
あなたは
美の本質は何だと思いますか？
美の根拠は何だと思いますか？
このサイトは
こうした「美」とは何かを、
あなたと一緒に見つめ、探り、
美のイデアに近づこうとするものです。
謙虚に美をあがめ、
人生をより豊かなものにしたいです。
さあそれはさておき
プラトンって、
昔々過ぎるし
なんだか難しそうに思えて
敬遠してしまう人が
大半だと思いますが、
それは
本当にもったいない 
すべての学びのベースには、
今も
プラトン哲学が横たわっています
そのプラトン自身は
実際には
どんなことを説いたのかというと
あなたは
一番中心にある要のイデアに
すでに触れました。
ちょっとだけプロフィールにも触れると
プラトンが最初に目指したのは、
体育家・レスラーでした。
当時の男子は体を鍛えることが
最重要だったので。
アテナイ最後の王家の血筋の
プラトンですが、
実は
肩幅・胸幅が広いという意味のあだ名で
本名は、アリストクレスでした。
でも
レスラーに挫折して、
次に詩人・作家を目指しました。
当時のアテナイ（アテネ）は、
ギリシア悲劇が確立した時代です。
でも
20歳のとき
著述のすべてを火にくべ、
ソクラテスのもとで
学ぶ決心をしました。
今日 最初
あなたに
「美しい人」、誰を想像しますか？
と質問をさせていただきましたが、
わたしは
ソクラテスなんです。
そのソクラテスは、
デブでハゲ
ギョロ目の獅子鼻それも上向き
一年中、ボロのマントをまとい
裸足でバタバタとアヒルのように
歩いたそうです 
1世頃の像 ローマ国立博物館蔵
しかし〜、想像するに〜
それは唯一無二のキャラで、
この上なくチャーミングだった
のではないかと・・。
一度でも言葉を交わしたら
即座に心をつかまれ、二度と
離れることができなかったそうです。
そして
彼の内面を見た人は
驚嘆したそうです。
黄金に張り巡らされている
そのさまに。
見えない内部が黄金張り 
プラトンの著書は
ギリシア悲劇詩人を目指した経緯
からなのでしょうね、
決して演じられることはないのですが
会話のみで、綴られているのです。
数人が登場し、
代わる代わるに
Q&Aが繰り返されます。
本のほとんどに登場する主役は
ソクラテスで、
彼の質問に対して、
本の題名になっている人物が
答えていくという形なのです。
そのソクラテスは
一冊も著述をしませんでした。
なぜかというと、
書物というのものは、
ともすると著者の
一方的な考えになってしまうからで
それよりも
今、まさに生まれ出たばかりの
ホットな生きたロゴス（言葉）を
重視したからです。
そんなソクラテスでしたが
プラトンが
在りし日の師の哲学を
書物に遺したので、
今日のわたしたちは
ソクラテスを
知ることができるのです。
真作と考えられている36篇中の
ほとんどにソクラテスを描きました。
ソクラテスは
真・善・美を追求しました。
真理と良い行いと、美とは何かです。
それまでの哲学は
宇宙や地球などの自然の成り立ち、
その始まりや原因を
学ぶものでした。
それが
ソクラテスによって転換しました。
精神を含め人間自体を知る学びに。
ソクラテスの生きた紀元前5世紀の
アテナイは、
古代ギリシア圏の覇権国家でした。
それは戦争に次ぐ戦争の勝利が
もたらしたものでもありました。
ソクラテスも
戦場に赴いた経験が4度あります。
そこで冷静沈着な行動から武勇を
あげました。
それが
社会が
今に伝わるソクラテスという存在を
認知した
はじまりでした。
ソクラテスは
戦場で多くの命の最期を
まざまざと見届けたのでしょうね。
そして
その結果として
命以上に大切なものはない
と
その魂がさとったのです。
魂というのは
不可知なものなので、
実際にあるのか、ないのか
確実なことは分かりません。
それでも
わたしは、
自分の新たな人生において
ソクラテスの魂を
お伝えしたいという思いに
この20年というもの
突き動かされてきました。
2500年の時を超えて、
わたしも心も
掴まれてしまったのです
そんな
ソクラテスと
プラトンが
解き明かした美とは
どのようなものなのか
これから詳しく
あなたとご一緒に
みていきたいと思っています。
今日は長くなってしまったのでこの辺で
それでは初夏の美しい午後を・・・
KIMIÉ拝
女優＆モデルのテクニックを使った
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ベストクオリティーな
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キミエの『美容講座』
主宰
真行寺君枝
オープン間近
女性の美しさは
その人の魂の真の美しさ
愛情のこもったケア、情熱によって
時とともに増していくもの
ー オードリー・ヘップバーン ー