20代前半の頃は整骨院の先生として働いていました。(国家資格を取りました)

治療だけでなく、自院でセミナーも主催していて講師をすることもありました。

 

また、オーナーが経営に重きをおいていたので、

いかに治療技術に頼らない価値付けができるかが日々の課題でした。

色々勉強になりました。

当時の私はまだ若くて経営とか価値付けの意味を理解できてなかったのですが、今なら理解ができます。

そして、整骨院はマーケティングの影響がモロに成果に出る事業だと思います。

 

なぜなら、ほとんどの先生たちが治療技術ばかりを日々磨いているからです。

昔は整骨院を開けるだけで患者さんがたくさん来る時代もありましたから、

その体質がまだ残ってしまっているのでしょう。

 

結論から言うと、真新しい技術などは先生サイドの自己満足で、誰も求めていません。

実際に治ってしまったらもう来ませんし、患者さんも整骨院で治してもらえると

心の底では思っていません。

 

 

体の事に詳しいのは当たり前の前提で、具体的な話に進みます。

 

整骨院は地域密着の商売です。いかに地域に貢献できるか。

(私は地域に貢献できる仕事は素敵な仕事だと心底思っています。)

地域の人たちが求めているのは、

コミュニティ・繋がり・関わり

です。

 

お互い一緒に年をとるなかで、いかに地域の中でみんなの馴染みの先生になれるか、頼れる先生になれるか。

これが大部分を占めます。

簡単にできることは「顔を出す」。

例えば、地域の学校の運動会・体育大会・部活の練習や試合、高齢者の集まり、など調べればたくさんあるはずです。

お金かかりません。面倒だと思うかもしれませんが、地域に貢献する整骨院の仕事をするなら、この覚悟がないと無理です。

難しいことは何もなく、足を運ぶことです。

 

良いことがあったときに先生にも話したい、悩み事を相談したい、話を聞いて欲しいなど

地域住民の脳の中での先生の存在感を高めることでこうなります。

顔を出し、関わる。これを続けることが治療技術に勝る最強の手段です。

 

マーケティングの記事でも書きましたが、患者(地域住民)との接点を作ることです。

 

最初は大変かもしれませんが、ある程度までいけば、

その地域での経営は岩石のように固く、安定するはずです。

 

実際に院に来た時にできるアプローチなど細かいことは、たくさんありますが、

ここでは割愛します。

あくまで小手先の方法です。

 

 

派手さはなく、地味ですが

素晴らしい仕事で、社会に対して価値を提供できる仕事だと思います。

 

私自身もやろうか考えたこともあるくらいです。

ここに書いたこと以外でも、まだまだたくさんできることがあるので、

結婚して子供もできた時くらいに、、、

と思ったりもします。

 

 

 

 

 

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