人工股関節、
右脚術後1年7ヶ月、
左脚術後1年5ヶ月。
さて、人工股関節手術で
「前方アプローチだと伸展できない」
の件だけど、
これねー、
以前にも紹介したやつ。
これ見たら、
簡単にボロッと脱臼しちゃいそうで、
私も術前にはその話を信じてたけど。
でも、実はそんなことなくて、
切ったところが弱くなる、というのは
術後3〜6ヶ月のことなんだよね。
そもそも脱臼のほとんどは
6ヶ月以内に起きているとの説もあり、
関節包や筋肉などの組織が
修復してくると、
そう簡単にははずれない(らしい)。
切ったところは
弱くなるわけじゃない。
切ったところは
硬くなるの。
前から切ると後ろに脚を上げられない、
というのは、
脱臼するからじゃない。
硬いから上がらないの。
これね。
↓
人工股関節手術した人の中には、
鉄の棒を腿に打ち込まれたみたいな
重苦しい感じがして、
「金属が入ってるから仕方ない」
と言う人もいるみたいだけど、
そうじゃないと思うよ。
なぜかと言うと、
手術翌日からリハビリで
これをやったんだけど、
普通は、術後に前腿硬くなって
踵がお尻につかないそうだけど、
私の場合、なぜか術後すぐには
硬くならなかったんだよ。
術後5日間は
踵がお尻にペッタリついてて、
6日目から突然硬くなった。
だから、わかる。
この硬さは
「人工股関節が入っているからじゃない」ってことが。
この硬さは、
筋肉筋膜のせいだと、わかる。
だから、
克服できるものだと、
わかっている。
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前側の筋肉筋膜の硬さと言っても、
その原因は一様ではなくて。
私の場合、左脚は、
腸腰筋の伸びは良くなってきたが、
大腿直筋など前腿の筋肉が硬いため
膝が引っ張られて痛む。
右脚は前腿自体は伸びるけど、
腸腰筋の伸びが悪いから、
前後開脚すると腰が痛む。
左右で硬い場所が違うから、
リハビリは厄介ではあるけれど、
逆に言えば、
右脚はここ硬くないから、
左脚だって柔らかくなるはず。
左脚はここ硬くないから、
右脚だって柔らかくなるはず、
って、諦めないでいられる。
たぶん、片脚だけ手術の人だと、
「やっぱ、人工の方はダメだわ」と
諦めちゃうんだろうけどね。
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硬い筋肉筋膜をほぐすには、
家ではコンプレフロスや
フォームローラーを使ってるけど、
整骨院は強い味方❗️
術前からずっと通ってるけど、
術前にはいくらほぐしてもらっても
追いつかない感じだったのが、
今は成果がはっきり見えるのが嬉しい。
整骨院の先生には
いつも質問してる。
「あ、それ何ていう筋肉?
こういう動きになるのは何故?」って。
私の筋肉の知識の大半は
整骨院の先生からのものです。
ま、いつも後半は
気持ち良くて寝ちゃうので、
どんなふうにほぐしてくれてるのか
よくわからないんだけど。
踊ることができるのは
この先生のおかげ。
感謝、感謝です。